登校日

「おとうさん、明日は昼から登校日だから」
雄祐の学校の登校日。
「ねえ、スクールセーター？ネクタイ？」
と言うたびに孝太が動く（笑）
臨時休校中の4月は3回の登校日。午前中なら起きれるかな？

京都も毎日コロナウィルスの感染者が増える。
「いつも以上に手洗いしてよ！消毒も！！」
「わかってるって！」

孝太は
「学校に行きたいよ。部活したいよ」とストレスが一杯。
「遊びに行っていい？」
「ダメ！」

自宅待機を守るのはいいがゲームばかりする。
ゲームまでダメとは言えないが
「ほどほどにね！」


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頑張りました！

退院をして
「無理しないでくださいね」
「ゆっくりしてくださいね」と言われたが
身体が自然に動いてしまう（笑）家事全開になる。
「母親と同じですね！」と言われる。

それよりも
「雄ちゃん、孝ちゃんを褒めてあげてくださいね！」と
ママ友からLINEが来る。
17日間入院。長男が5日間いてくれたけれど12日間は
雄祐と孝太二人で過ごしてくれた。
「お風呂洗いと洗濯以外は全部雄ちゃんがやってくれた」
「喧嘩は？」
「してないよ、優しかった」と言う孝太。

料理に興味があるのか自分でも作る雄祐。
「宅配の食材でお弁当を頼んでるから。ごはんだけ炊いてくれる」
とお願いしていたのだが
「お弁当は口に合わないから自分で作る」と言う。
「出来る？」
「出来るって、心配しないで」と。
焼きそば、チャーハン、パスタ、小松菜のお浸し、野菜炒め
自分の好きな料理を自分の味付けで作る。
ホットケーキも作ったようだ（笑）

いつも思うのは
もし自分が雄祐、孝太なら同じことは出来ない。
母親が亡くなって悲嘆は計り知れなかった。しかし母親から
プレゼントをもらった。それは「生きる術」をもらったと思う。

長男が就活を終わり高知に帰るときに
「心配しなくても大丈夫。あの二人は大丈夫！」と。
12日間頑張りました！


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