スクールカウンセリング

子育てに答えはないと思う。そして三兄弟三者三様とも
思ってきたが、孝太の子育てで完全にけつまずく。

「本音が見えない！！」
三兄弟の末っ子、お兄ちゃん二人に大事にされるが何処かで
怒られないようにしてきた。それもいいのだが、勉強に現れている。
勉強出来ないと雄祐に怒られる。言えばやらない。言わないともっと
やらない。結果とんでもないことになっている。


毎回同じパターンで雄祐に言われる。
「勉強した？」
「やったよ！！」に雄祐が確認する。
「わかってる？」
「わかってる！」に再度雄祐が確認すると全然出来ていない。
これの繰り返しに怒られる。

中学三年になって、気持ちはあるが自分の中で勉強の整理が出来ていない。
色々考えるが勉強だけではなく、孝太の根本的な想いを理解していないと
感じていた。担任の先生にスクールカウンセリングをお願いした。

まず、グリーフケア（悲嘆のケア）が出来てないし、成長期、反抗期に私や
兄弟に気持ちを受け止めてもらっていないまま成長してきたように思う。
長男も雄祐とは何かが違うと感じていた。

以前ママ友に
「お父さん以外の方に孝太くんは話をする、話を聴いてもらった方がいいように
思います。悩んでおられることが一歩進むように思いますが」と言われたことが
ある。

非常にデリケートであるけれどスクールカウンセリングを利用させてもらう。
勿論事前に資料をお渡ししておく。

私の母がいた時は
「おばあちゃんには、何でも話している」と母が言っていた。母が亡くなってから
気持ちを吐くところがなくなってしまった。
一緒にいると理解しているところもあるが、全部は理解できない。反抗期に入り
自分の想いは口にする。しかし「誰に向かって言ってる？雄祐に怒られないように
言ってるの？自分の想いは何処にあるの？」と言ってしまう。

一番手強い。上手に振る舞うことは出来るがそれではだめ！！
孝太の本当の気持ちは何処にあるんだろうか？

無茶、悩んでます！！



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