すんなり退部とは行きません

８月31日が最後の部活。部活になるはずだった・・・。
まぁ、予想通りですんなりと退部にならない。監督からもう一度考え直せと
前日に指導が入った。
「え？オレ、真剣に話をしているのにどういうこと？」
続けたいけれど無理だよ。3年生の春に復帰て・・・。頑張れる選手もいれば頑張れない
選手もいる。3年間野球を続けてよかったと思うかもしれない。でも半分が辛いリハビリ
になるのは・・・。

夕方に孝太からＬＩＮＥが。
「帰るのが遅くなる」
部活が終わってから監督と話すようだ。たぶん丸め込まれる（笑）。

19：30に帰宅した孝太。
「辞めさせてもらえないと言うか、ここを頑張れて言われた」
「は？」
想定内。選手（子ども）の想いも汲んで欲しいと思う。小学校から始めた野球を
辞める。怪我がなければ続けた。しかしあまりにも時間がかかる。
何よりも、肩がピーアールポイントだった。その肩がダメになった。

監督以外の先生にも相談をした。しかし自分の意思は決まっている。
「アドバイスをもらったけれど・・・」

明日からは野球部のカバンは使用しない。監督と再度話すのか、それとも
私に連絡が来るのか？

9月になれば長男に辞令が下る。たぶん転勤になる。一人暮らしが始まることになる。
２年ぶりの一人暮らしが始まる。
「ク～ちゃん料理出来る？洗濯は？」と孝太に言われる。
４人くらしが３人になる。寂しいけれど仕方がない。


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退部します

う～子育ては難し。親のコピーでもないし、親の夢を背負うわけでもない、
子どもには子どもの想いがある。

反抗期の対応は兄二人を対応してきたのでなんとかなると思ってきた。
しかし三男の対応にアタフタする（笑）。
孝太の想いを組みながら進学する高校も決めたはず。野球も続けると決めたことに
長男とともに喜んだ。しかししかしであった。

特待生やスポーツ推薦で部活をする生徒とは情熱が違うと思った。
野球は好き。他人より上手になるために練習をしない。
「？」マーク。出来ないわけではない、素質もあるのにもったいない。

コロナ感染、熱中症、肩関節唇損傷と１カ月間で負のスパイラル。
「毎朝お母さんに手を合わせないから」と長男に注意される。
「だってお母さん覚えてないから」と孝太らしい返し。

「お母さんが天国から本当に野球を続けるの？それでいいの孝ちゃん？」て言って
るような気がする。
肩の手術をしてリハビリをすると復帰まで１年半。三年の春に復帰はさすがに辛い。
悩んでる孝太に
「おばあちゃんだったらなんて言うかな？」と尋ねた。母親を亡くしてから一番面倒を
見てもらったのが私の母親だった。３年前に亡くなったが今でもおばあちゃんの話しを
する。孝太が一番信頼していたおばあちゃん。

「おばあちゃんなら、孝ちゃんおとうさんの言うことよりも孝ちゃんのやりたいことを
やりなさいて言うかな。そう思ったら野球じゃないかな」と答えを出した。

朝一番に監督に報告に行く。
私は監督あてに手紙を書いた。「孝太が話をしてから手紙を渡して」。

仕事から帰宅すると
「監督に話をしたけれど、他の先生にも相談しなさいと言われた。え？何で？て思ったよ」
退部届の用紙をもらえなかったようだ。でも本人の意思は変わらない。


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１５歳、答えは出ない

本日より２学期が始まった。
「おとうさん、起きてよ！！」とまた起こされてしまった。

右肩の故障で今後をどうするのか決めかねている。
「担任の先生に相談しなさいよ」
「・・・」

友達に相談すると
「無理かな、オレなら辞める」と言われた。
さすがにメンタルが強くても３年生春の復帰では無理と言われたようだ。

たぶん「頑張れ乗り越えろ」と言われるだろう。
しかし孝太は２歳で母親を亡くし、他の１５歳と比較するとかなり辛い思いで
過ごしてきたはず。「新たな辛さ、試練を乗り越える必要がある？」と思ってしまう。
孝太には「生きて！！元気でいて欲しい！！」と育ててきた。
他人から何を言われようとワンオペで子育てをしてきた。兄二人は母親が手をかけている。
しかし孝太は・・・。「孝太君には甘いですね」と言われた時もある。三兄弟の中で
自分で育ててきた自負もあるので、孝太の子育てが私の子育てになる。

孝太が思うようにすればいい。しかし何事も決断、覚悟が必要。何かがいつも足らない。
「野球は好きだけど・・・」でも長男のように練習をしない。

自分で決断をして監督に報告する。どんな決断をするのだろうか？
孝太が決断したことに応援をする。


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明日から新学期

「おとうさん、やばい遅刻する！！」
「え？寝過ごしてしまった」
6:00に学校集合がやばい！！本日、勝てば3回戦の進出する。

部活の件は結論が出ていない。夕方にLINEが来る。
10-8で勝利。3回戦に進みましたと。
帰宅後も話をするのだが・・・。

末っ子は何とかなると思っているのだろうか？
兄二人とは全然違う。何がと言うと準備をしない。
部活の準備は出来るのに、他の準備は出来ない。

「もし先生に退部の話をする時はどうするの？」
「その時はその時で考えるよ」
「は？自分の言いたいことは紙に書いて言いたいことだけは必ず覚える」
「そんなの必要？」
「大事なことを忘れてしまうと意味ないよ」

「明日、担任の先生に一度相談すれば？」
「なんで？」
「一度話を聴いてもらえばいいと思うよ。アドバイスももらえるから」

孝太はいつも予定通りに行かない。夏休み前は日焼けして一回り大きくなって
秋のメンバーに入れたらいいのにと思っていた。
それが、コロナ感染、熱中症、肩関節唇損傷に。悪いことばかり続きすぎ！！


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悩める15歳

公式戦前の練習。
肩を痛めてから練習に参加していない。
自宅に帰ってからは、ランニングも素振りもしない。
「やる気あるの？」と思う。

人より劣っていても、自主練習をしないし何事もなんとかなると思っているのか？
兄二人とは違うのは理解しているが育ている親としては歯がゆくて仕方がない。

9月7日にリハビリか手術を選択しなければいけない。ネットで調べると内野手なら
復帰まで6カ月から1年と記載されている。主治医からは1年半かかると言われたのは
かなり重症であると言うことなのか？

色々と話をすると、野球が好きよりもチームメイトが好き。人間が好きが先に立つ。
野球が上手くなりたいよりも、チームメイトが好きだけでは上達しないと思う。
人間が好きなのは大事なことだと思うのだが、親は孝太と3年間楽しみたいと思って
いる。2年生でベンチ入りして3年生ではレギューラーを奪取して欲しいと思う。

しかしそんな思いは微塵も感じられない。
「もし手術をすればリハビリを中心に練習をすることになるけれど」
「わかっているよ。でもメンタルが持たないかもしれない」にがっくり。
向上心はないのか？
「リハビリも頑張るし、自主トレもして体力をつけるぐらい言ってよ！！」と嘆いてしまう。

反抗期は言い訳ばかり（笑）。言い訳する前に行動でしめしてよ！！
悩める15歳・・・。


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岐路に立つ15歳

「おとうさん、明日練習が6:00から練習だから。集合は5:30」
「え？何時に家を出るの？」
「4:30！」
「え？」
「お兄ちゃんが送ってくれるって」


右肩が重症でリハビリか手術を選択することになる。
復帰が3年生の春。それまで忍耐強くリハビリが出来るのか？
「手術をしてもリハビリでしょ？」
「勿論」
「手術は嫌だよ」

主夫14年生で感じることは、親の想いだけでは一方通行。やはり子どもの想いも大事。
双方の想いを聴くことでよりよい一歩が踏み出せると思う。

末っ子なのでついつい他人の顔を見てしまう。
部活で言うなら監督や部長、先輩の顔をみると思う。
「そう、他人の顔をみてしまう」と言う。

私としては好きな野球をして欲しかった。受験前に「野球はやらない」が本音だったと思う。
入学式前の説明会。正門をくくるまで「野球はやらない」と言っていたが監督と話をして
入部を決めた。
「え？入部するの？」
「入部する！！」と言ったが
「あれだけ言われると断れないよ」と。
「？」マークだった。

孝太らしい決断だったがそれがまずいと思った。
今回ノースローで部活に参加する。マネージャーのサポートしている。
「え？何故走らないの？」
「・・・・」
「腕が痛くても出来ることない？自ら練習しないと」
「・・・・」
「だめだ」と思った。

28日が秋季大会2回戦。29日から新学期が始まる。
どんな結論を出すのだろうか？岐路に立つ15歳。




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野球を続けるか・・・

負のスパイラルが止まらない孝太。
「普段の行いから変えないと、また悪いことが起こるよ」
肩関節唇損傷で自慢の肩が使えない。

楽しい高校生活が肩のリハビルで終わってしまうかも。
「リハビリを頑張っても元に戻るかわからないし」

ついつい顔色を見る孝太。三男特有かもしれない。
「自分はどうしたいの？」が大事だと伝えるが・・・。

まさかこんな事態になるとは思ってもいなかった。
楽しい高校生活を送って欲しいと思う親心。

野球が好きであれば続ければいいが、孝太からそれは感じられない。
悩める15歳。どうするか？



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右肩は重症？

部活を休んで15:00から孝太の診察。

「自分一人で行くから」と言うが
「無理でしょ。おとうさんに説明出来ないでしょ」

肩の専門の先生にＭＲＩの画像を見てもらい結果
「肩関節唇損傷」と言われる。
＊主な症状 上方の関節唇がはがれると肩の前後方向と下方のぶれが大きくなり、
投球時に肩の痛みや肩が抜ける感じやひっかかり感があります。 前方関節唇は、
肩が脱臼・亜脱臼した時に断裂し、強い前方不安定性が残ります。

治療方法は

１、リハビリ（投げ方に負担のかからないように変わる身体にする）
２，PRP療法（PRP療法は再生医療です。再生医療とは、細胞を使って私たち人に
もともと備わっている「治る力」を増大させて治療する方法です。
患者さんご自身の血液から作ったPRPを患部に注射すると、血小板に含まれるさま
ざまな成長因子の役割により、生体が本来持つとされる自然な治癒反応を促進する
といわれています）。
３，手術

先生から大学でも野球を続けるなら手術を勧めます。元の肩に戻すなら手術ですね。
復帰まで最低1年なので2年生の秋の大会は微妙。

まさかの診断結果だった。チームでの自分の位置は孝太が一番わかっている。
「手術すると3年生春の大会に復帰・・・」。野球は好きだけどどうするのだろうか？
父親の意見は第三者の意見。孝太の想いも聴いたので「最後は自分で決めなさい」。
長男は「左で投げれば？」と言う。

悪い流れのスパイラル。
「悪いことがこんなに続かないよ！！」
「日頃の行いかな・・・」


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掃除のスイッチON

今日も朝から練習に行く孝太。
お弁当を前夜に準備して、捕食のおにぎりも準備。

お昼に孝太から電話。
「孝太さんのおとうさんですか？野球部のマネージャーですが？」
「また何かやらかしましたか？」
「気分が悪くて、熱を測ると37.5℃あり横になってます。お迎えにこれますか？」
「え？またですか？仕事で行けないです」
「わかりました、先生に伝えます」
その後先生から連絡があり、グラウンドから一人で帰らせます。
「またやらかした・・・」

それよりも驚いたことが前夜に。
「おとうさん、今から掃除する！」といきなり掃除のスイッチがONになった雄祐。
兄弟の中で一番きれい好きなのだが、普段はそうでもない。
いきなりスイッチが入るととことん掃除をする。完全に母親のDNAだ。

トイレ掃除に玄関回り、そしてキッチン。
休憩なしの作業にびっくりしてしまった。
「この靴は履かないよね！！捨てるよ！！」と確認する。完全に断捨離状態。
ゴミ袋の中に6足、履かない靴とスニーカー。

トイレを無茶苦茶綺麗にしてくれた。
我家は座ってオシッコをするのは雄祐と私。長男、孝太は座らない。
「今日から全員座ってオシッコをすること！！汚した時は自分でトイレ掃除をする！！」
「了解！！」

勉強も短期集中型の雄祐。掃除もまったく同じ。それもピカピカにする。
料理も洗濯も掃除も出来る。これは凄い！！


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久々のオフ

久々のオフの孝太。
前夜に友人の家でお世話になり「宿題」を少々していたようだ。
明日はいつも通りの練習。

夏休みも残すところ1週間を切った。
「孝太、今年の夏休みは不完全燃焼やね？」
「・・・そう。全然練習が出来なかった。夏休み前にコロナになるし、
完治して直ぐに練習試合で熱中症になるし。おまけに右肩痛でノースロー
が2週間。全然野球をしていないよ」

昨年の夏休みは
「高校行けるの？野球するの？」と自分の方向性がまるっきり見えていなかった
けれど、今の学校の部活体験でやる気になった。

あれから1年が経過。やる気満々だった野球。それが
「野球はやらない」と言い切った。
「え？」
入学時に
「やっぱり野球をやると決断」
「え？やるの？」
そこからお弁当地獄になった父（笑）。

子育て間違えた！！と反省するも
「よくやってますよ！！笑顔が一杯じゃないですか！」とママ友の言われる。
「それはいいんですが天然なんで！！」

宿題も少し出来たし・・・。でもスマホは離せない！！
「スマホ依存症をなんとかしなさい！！」
久々のオフもスマホばかりいじる孝太！！



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夏休みの宿題は？

新学期は29日からの孝太。
雄祐から
「夏休みの宿題はしてるの？」
「・・・」
「部活も大事だけど宿題！！」
「わかった・・・」

長男も夏休みの練習はへとへとで帰宅していた。しかしやるべき勉強は
必ずしていた。
「あいつ、スマホを触りすぎるから！！」と長男は怒る。

夕食後に中学時代の友からLINEが。
「明日オフなら家に来る？」と。
「おとうさん、友達も宿題すると言ってるからオレも宿題をしてくる」と
行って友達の家でお世話になる。
「宿題、やりなさいよ！！」

明日がオフなので早起きしなくてもいい。それがなにより。
ユニホームを孝太は自分で洗うが、ウタマロ石鹸で洗ってないので
汚れが取れていない。結局もう一度洗わないといけない。

夏休みも終盤。孝太にお願いするのはやることはやって！！


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初戦突破！！

秋季大会1回戦。試合会場まで2時間。
「おとうさん、明日も5:30に学校に集合だから」はいいのだが
昨日UPした５mm刈が出来ないまま寝てしまった孝太。

スマホを触り、準備が出来ていない。流石に切れてしまった。
「自分でするならいいけど、おとうさんに刈ってもらうのでしょ！！」
「・・・」
「何故スマホばかりいじるの？お兄ちゃんに刈ってもらって」
「・・・」
流石に4時起きの連ちゃんはきつく、眠いし頭痛はするし。サンパツする気力は無い。
気が付くと孝太は寝てしまった。
公式戦前には必ず全員5mmに刈るようだ。

朝4時に起床して
「孝太、サンパツ」と言って5mmに刈り上げた。
そして朝食を食べた5:00に家を出た。
流石に眠い！！


試合の模様は保護者からLINEで来る。孝太はスタンドからの応援。
夏休み前から色々アクシデントがありスタンド観戦だがそれも勉強。
結果は初戦突破！！

帰宅すると
「勝った！！2回戦は28日。明日は練習だから」

長男が
「あいつ、本当に野球が好きなのかな？スマホ取上げれば真剣に取り組むんじゃない？」
と言うが・・・。

TVは夏の高校野球を放映する。孝太と同性代がレギュラーで出場している選手もいる。
「来年の春季大会でベンチ入り出来るように努力すれば」と思う。


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公式戦は5㎜刈り

20日が公式戦が始まる。リーグ戦だったがコロナ禍になってから夏の大会と同じく
トーナメントになった。

「おとうさん、明日公式戦だから髪の毛を5㎜に刈ってくれる？」
「え？今、言う？」
「今日の練習量終了後に言われたから」

食育担当の先生からLINEが入る。
「酢飯アレンジ第二弾」と名打って画像が送られる。
夏バテにならないよう、疲れが溜まらないよう。

焼肉すし丼！！

酢めしの上に焼き肉を乗せる。簡単に作れるのだが孝太は食べるのだろうか？
「ただいま！！無茶美味しそう！！」と言いながら食べると
「おとうさん、ご飯に酢を入れた？」
「わかる？」
「わかるって！！」
「食育の先生からメニューが届いたから」

食べてくれるのはいいのだが、必ず休憩する。
「一気に食べなさいよ！！」
「無理だって！！」

「おとうさん、それより散髪してよ！！」
「先に食べなさい！！」

今、時間は22:00。今から5㎜に刈りあげる。


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今日から部活復帰

18日の朝方、京都は大雨。昨夜寝る前に
「おとうさん、明日も5:30に家を出るから」
「え？また？おとうさん倒れるよ」

4:30に起床すると大雨。5:00に孝太を起こす。
「試合あるの？」
「連絡が来てないよ。でもあると思う」

6:00に連絡が入り
「集合時間が7:00に変更になった」
「え？試合あるの？」

今日から部活に復帰するのだが練習試合。
「明後日から復帰かな？」と言う。

成長期に起こった右肩痛。野球経験者は
「1年生部員あるある。でも痛みを隠して続けると肩が潰れてしまう」と言われる。

チームメイトは練習試合に出場している。どんな気持ちで応援しているのだろうか？
好きな野球が出来ない。焦らずゆっくりでいいと思う。


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天然三男（笑）

朝から雨の京都。少しだけ涼しい感じ。
16日の大文字送り火に友人の家に招かれた孝太。
18:00頃から雨が降り、きつい雨に変わった。
「これは帰ってこれないよ」と長男が言う。
LINEで「雨がきついから、泊まっていきなさいと言われているけどいい？」
「いいよ。明日も練習だよ！！」
「7:00に帰るから」
今朝、7:00に帰宅した孝太。
「8:30に家を出るので」


夕方は右肩のMRIの検査結果。
「炎症を起こしてるね。肩の専門先生に診察してもらいますね」
完全予約制で空いてる日が24日15:00から。看護師さんが
「どうされます？24日でいいですか？」
「学校はいつから？」
「え？まだ休みだって」
「いつから休み？」

看護師さんが相談してから決めてもらえますか？

「友達に聴くよ？」
「友達に聴かないとわからないの？おとうさんに書類を出してないから
わからないよ」
「え？スマホの充電も２しかないし連絡出来ないし・・・」と訳のわからない言い訳。
「学校の日程もわかってないの？」
「・・・」
「天然と言うか・・・もう高校生失格！！」
「え？・・・」



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久々のオフ、だが・・・

久々のオフの孝太。
「お弁当いらないよね！！」
「いらないよ。でも5時に起きないといけない」
「え？何故？」
「20日に秋季大会1回戦。会場が昨日と同じで学校に5:30集合。当日のシュミレーション
で5:00に起床して部員全員で起床しましたとコメントを入れる」
「え？何それ？孝太、起きれないでしょ！！」
「起きるって」

結局、5時前に私も起床した。孝太は起きなかった。
5:00には部員からのLINEに「おはようございます。起床しました」と返信する。
チームメイト一人の既読がつかず孝太が連絡をしていた。
「これ意味あるの？」と思わず言ってしまった。
そこから二度寝。久々に7:30まで寝てしまった。
17日にMRI検査の結果がわかる。

夏休みも残すところ1週間。夏休み前にコロナ感染になり、復帰後直ぐに熱中症に。
熱中症から復帰して3日後に右肩痛でノースローに。
「日頃の行いが悪いのか？」
「悪くないよ！！」と言うがせっかく成長できる夏の練習が出来ていない。

本人はリセットして来春の大会のメンバー入りを目標にする。
「頑張れる？」
「頑張るって！！」

長男のように積重ねをしないし、雄祐のように負けん気もない。
しかしいきなり覚醒する要素はある（笑）親バカだが・・・。



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子育てから解放して！！

京都は16日が大文字の送り火なので16日までお盆休みの企業が多い。

孝太は今日も4:30起床で5:00に家を出た。
「無茶眠いよ！！」
「え？おとうさんもう身体が持たないよ！！」
流石にキツイぞ！！

先日、長男が孝太と友人を練習試合会場に送っていた時のこと、
「おとうさん、友達は無茶しっかりしてるよ。孝太と全然違うよ」
「友達は三人兄弟の長男だから、自分と同じく親に厳しくされていると思うよ」
「そうかな」
「長男は何処の家でも厳しく育てるよ。親も初めての子どもだから子育て1年生
で手探り状態の子育て。お母さんがそうだった。雄祐の時は自分の子育ての経験が
あった、孝太の時は二人の子育ての経験があったからな。もしお母さんがいれば
孝太は全く違う人生を歩んでいたと思うな。おとうさんが育てたから行き届いてないから
孝太にはごめんとしか言えないわ」
「なるほどな」
「孝太は他人と比較するのはNGだわ。あいつきっと覚醒してとんでもない人間になると思う」
「え？」

最近、良く聴かれることがある。
「今、何かしたいことはありますか？」
「ありますよ。子育てから解放して欲しいです！！」
「わかります。私は子育て終わりましたので。子育て終わると寂しいですよ」
「そうですか？でも早く解放して欲しい！！」

子育ては終盤の私。今、小学生を子育てされている方には理解されないかもしれない。
体力が必要だった子育てから、心が折れそうな子育てを経て、今は野球を続けることで
また体力が必要になった。早く解放して！！と嘆く父（笑）。


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タフな15歳もバテ気味

今日も6:30に家を出た孝太。
「流石に毎日5:00起床はきついよ」
「16日はオフだから」
タフな15歳も少々バテ気味。

「お墓参りはどうするの？」
「え？行けないよ」

夏休みの予定が変わってしまった。練習でガンガン鍛えられると思っていたが
右肩痛でノースロー。まともな練習が出来ていない。
「ランニングすれば？」
「おとうさん無理だって」
「？」

秋季大会は20日に初戦。
「春季大会のメンバーに入れることを目標にすれば」
「わかっているよ」

相変わらずスマホを肌身離さない。
「スマホ依存症だよ！！」
「違うよ！！みんなこんな感じだよ」
「みんな？」

スマホを握ったまま今日も寝てしまった。明日も5:00起きである。


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仲のいい兄弟ですね・・・

今日も練習試合に行く孝太。流石に連日の早起きはキツイ。
「オレが送って行くよ」と長男から優しい言葉が。
「まじか？」
「何時に現地に到着すればいい？」
「Am7:45かな。友達も一緒に連れてくれる？」
「いいよ」

いつも通りお弁当は前夜に準備。
何時の通り起こすが起きない孝太。
「お兄ちゃんが送ってくれるから起きなさいよ」に反応して起きた。


一緒に行く友達の保護者からLINEが。
「今日はお世話になります。しかしご兄弟仲がいいですね」と。
長男は元高校球児なので孝太の気持ちが良くわかる。
「野球は好きだったけれど、高校時代は理不尽な練習がキツクて野球が好きだけでは
続けられなかったと思う。チームメイトがいてくれたから3年間続けられたかな」


右肩痛で17日までノースローなので練習試合も出場出来ずに見学の孝太。
愚痴一つ言わないのは偉い。16日は久々のオフになる。



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子育ては親育て８

早起きから解放されたい！！今日も練習試合に行く孝太。
帰宅後のルーティーンが出来ない孝太に雄祐から雷が落ちる。
「言われたことをやれよ！！お弁当だして、水筒も出して。自分で全部やれよ！！」
「・・・」
全く反省しない孝太にさすが末っ子だと思う。

主夫となり13年が経過。子育ては出来ていないけれど子育てをしてきたつもり。
以前ママ友の言われた。「完璧を求めてはダメですよ！」に救われた。
「完璧には出来ない。自分の想う通りに出来ないです！」
「子育ててそう言うものですよ」。

今思えば救われた気がしたが、今となってはもう少し孝太と向き合えば良かったと反省。
3兄弟三者三様だがこれほどまでに違う？と思う。

子育ては親育てと思ってきた。育てるより育てられる。子育ての経験は経験値に変わり
対応力が増していく。

雄祐の反抗期は大学受験で終わった。終わったとたんに急に大人になった気がする。
孝太は高校入学をしてから反抗期が増していく。

先日友人から「子育て終われば何がしたいですか？」と聴かれた。
間髪入れず「解放して！！」と叫んでしまった。



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忘れ物を届けて！！

今日はAm7:00 に学校に集合とLINEの一覧表に。
お弁当は昨夜に作り準備OK。

いつも通り5:00に起床してもう一度寝てしまった。
孝太のスマホのアラームがなった。
「もしもし」と電話に出る孝太。友達と話をしている。
「ごめん、先に行っておいて」と電話を切った。

「おとうさん、学校にAm6:00集合だよ！！」
「え？Am7:００でしょ」
「違うよAm6:00だよ」
時間はAm5:40。やばい！！

慌てて準備をして家を出た孝太。
「忘れ物はない？」
「ないよ！！行ってきます！！」


10分後に孝太からLINEが。
「おとうさん、ソックス持って来てくれる！！」
「ごめん！お願いします！！」
「え？」
「正門で待っているから！！」

確かにソックスを忘れている。雄祐の原付バイクを借りて学校まで。
正門で孝太は待っていた。
「ありがとう！！もうすぐ出発だから！！」

雄祐は必ず早起きする時は、私のパソコンの上にメモを置く。
「明日Am7:00 に起こしてください！！」と。

孝太は寝る前に「明日、〇〇時だから」と言って寝るのだが、毎日Am5:00起床は流石に
きつく夕食を食べてお風呂に入り寝てしまった。

Pm18:00に帰宅した孝太。
「今日はありがとう！！でもやばかった！！」
「頼むから準備して！！」



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ヤングケアラー

今朝もAm4:00起き。Am5:00 に家を出た孝太。
明日も、明後日も練習試合が続く。「もう勘弁してよ！！」と嘆く父。


以前京都府庁でお世話になった方が京都府ヤングケアラー総合支援センターに移動され
チーフコーディネーターに。直接出向いで久々の再会。

ヤングケアラーは耳にしたことはあるが詳しく知らなかった。未成年者が親の介護をすること
かな？と思っていた。チラシを頂くと

「自分一人でがんばらなくていいよ！」。家事の手伝い、手助けをするのは「ふつうのこと」と
思うかもしれません。でも、学校生活に影響がでたり、こころやからだに不調を感じるほど負担に
なっているなら、それは大変です。自分のことや家のことを話す勇気がいると思います。身近な
人に話しづらければ、わたしたちにお電話ください。

「え？我が家の子どもは全員ヤングケアラーじゃないですか？」と笑ってしまった。
「そうですよね、お母さんが亡くなりお父さんが仕事をして子育て家事もする。必然的に
お子さんは手伝いますよね」
「特に孝太はヤングケアラーです！！お風呂洗いをジャンケンで決める。勝っても負けても
兄二人に洗わされる（笑）。洗濯物もたまに入れて、畳んでくれる。料理もたまに作ってくれる」
中学2年の頃に担任の先生から言われたことがある。
「孝太くんいえのことが忙しく勉強出来ないって」には「え？それは勉強しない言い訳」。

確かに負担になる。「何でオレがしないといけない！！」と思っていた。それは三兄弟とも思って
いただろう。それぞれの家庭の事情があるので全て同じとは言えない。

大変！！と思う反面実はこの経験が後に役立つと伝えている。2年前に私が腰椎分離すべり症で
入院をした時は、雄祐、孝太で料理、洗濯、掃除を分担してくれた。
「大丈夫だった？」
「いつも手伝っているから出来たよ！！」と言う。
いえのことを何も出来ないより出来る方がいい。気がつかないより気がつくほうがいい。
結婚をするといえのことが一緒に出来る。
「何も出来なかったおとうさんを見ればわかるでしょ！！」

「確かに！！」と言う。雄祐は見様見真似で料理に関心を持ち、料理が出来る。
ヤングケアラーてマイナス的なイメージもあるが、実は経験が後に役立つと言うことも発信する
必要があるんじゃないですか？と伝えた。

ご担当の方はコミュニティーを作りたいと言われたいたが、当事者の子どもは集まらないと思う。
それよりも我が家のようにヤングケアラーがいる親を集めてのコミュニティーを作る方がいいよう
に思う。子どもにアンケートを取り親が発表することでヤングケアラーの現状を発信出来るように
思う。


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先生にヘルプしてもらう

Am4:00に起床。本日も練習試合に行く孝太。学校へはAm5:30集合。
自宅を出るのがAm5:00。お弁当は前夜に作る。流石に眠い・・・。

「Am4:30 に起きれる？」
「起きるって！！」と言って寝た孝太はAm4:30に起床したのにはビックリ。

まぁ、野球を続けてくれるのはいいのだが決められたことがなかなか出来ない。
完璧を求めていない。だたいつも伝えるのは
「自分で出来るのであれば何も言わないよ。他人にやってもらっているのでしょう？
お弁当も洗濯もその他諸々も。お弁当は残さない。お弁当箱はシンクに。洗濯はすぐに洗濯機に
が出来ない孝太。何度伝えても出来ないなら、野球部の部長に連絡して現状を伝え指導してもらう
ことにした。ややこしいのは直接保護者が部長に連絡出来ない。保護者代表にお願いして繋いで
いただく。
部長に孝太の日常を伝えると「それはまずいですね。私から一度話をします」と。

我家は、先生方の協力をいただくことが多い。私が伝えても改善しない。学校では問題なく
すごしているのだが自宅では無茶苦茶なことが多い。

「おとうさん、学校でも育てますよ」と孝太の小学校4年生の時の担任に言われた。
「学校でも育てますよ」は初めて聴いた。何か問題があれば担任に連絡し相談をしていた。

先生方のヘルプがないとスムーズにいかないこともあった。特に雄祐はそうだった。
孝太は孝太で問題を起こすこともあったが言わないから見えない。

家の顔と学校の顔は同じではない。「先生最近どうしてます？息子は？」と聴くこともあった。
先生のヘルプは大事だった。

今回も野球部部長に指導を仰いだ。孝太はどんなことを言うのだろうか？



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ワンピースに励まされた

今日は練習がオフ。
昨日、長男が映画「ONE PIECE FILM RED」を友達と鑑賞した。
「無茶、よかった！！」と少し興奮気味で帰宅。
「え？オレも行きたい！！」と孝太が言うと
「明日に行く？」と雄祐に誘われ
「行く、行く！！」

ワンピースが週刊少年ジャンプ連載されたのが1997年7月。長男は1997年12月に産まれている。
テレビで放映されたのは1999年10月。毎週日曜日の夜は実家で夕食を食べワンピースを
長男と観ていた。長男が好きなものは雄祐も影響され孝太も影響される。我が家はみんな
ワンピースが大好きである。

母親が亡くなった時は意気消沈するのだが、ワンピースを見て励まされていた。
元気になっていた気がする。孝太も兄二人が観るので横で大人しくTVを見ていた。

ワンピースと共に子育てをしてきた感じがする。勿論子どもたちが観るから一緒に観てきた。
コミックも揃えているので流石に三兄弟は詳しい。


「今回の映画はもう一度観たくなる！！」と言う長男。そして雄祐、孝太も
「おとうさん、無茶面白いよ！！」
「オレは後2回観に行くから」と言う雄祐。

今元気で笑顔を絶やさない三兄弟。ワンピースのおかげかもしれない。



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部活辞めろ！！

昨夜から、孝太と険悪。
孝太にお願いしているのは
①帰宅するとシャワーを浴びる。
②お弁当を出す。
③汚れたユニホームを浸け置きする。
その3つだけを口酸っぱく伝える。しかし出来ないのかやらないのか。

「シャワーを浴びなさい！！」と伝えると
「ちょっと休憩させてよ」
「は？」

実は2か月前に両脇にまたズレのように赤くなっている。
皮膚科に行くと「カビですよ」と先生に言われる。
「え？」と思ったが部活が終わってからシャワーを浴びてないことに気づく。

長男、雄祐は
「信じられないよ！まずシャワーでしょう！！汗をかいてるから気持ち悪くないの？」
「孝太、不潔だよ！！シャワーを浴びることを習慣にしないと」が2か月前。
その後シャワーを浴びるようになったが、言わないとシャワーを浴びない。
1か月経過すると両脇は完全に治った。

しかしである、私が仕事で遅く帰った時はスマホを触りシャワーを浴びてない。
全てがNG！！お弁当は出さないし、ユニホームも同じ。

右肩痛でノースローと主治医に言われ、部活ではマネージャーのようなことをしている。
「今出来るトレーニングしないと、みんなに離される一方だよ！！ランニングするとか
自分で考えてしないと」
「・・・」
「何故、野球をするの？」
「自分のため」
「え？自分のため？野球を好きだから野球してるんじゃないの？」
「好きだよ！！」
「じゃ一番に野球が好きだから！！と言いなさい！やらされているのか自ら進んで
楽しくやるか、もう一度自分で考えなさい！嫌なら部活辞めなさい！！」
「・・・」

3兄弟それぞれ。長男は本当に野球小僧で野球が好き。雄祐は早々と野球に見切りをつけた。
孝太はやらないと決断した野球を自ら覆し野球を続けた。
親としては3年生でスタメンを奪取して欲しいと願望はある。3年間続けてよかった
と思って欲しい。「おとうさん、理不尽なこともあったし辛かったけれど高校野球の3年間は
社会人になると生かせるよ。だってあの経験は大きいよ。だから孝太にも続けて欲しい」と
長男はアドバイスを送る。

反抗期も後半戦と思ってきたが、実はまだ中盤だったことに気づいた。高校1年生、いや15歳
の対応は難しい！！


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寝てしまった

朝から孝太はMRI検査に。
右肩痛でノースローが続く。
「念のためにMRIを撮りましょ」と主治医から。

Am9:00から検査。
「閉所恐怖症ではない？」
「大丈夫だって」

Am10:00 に帰宅した。
「おとうさん、寝てしまった」
「爆睡？」
「そう」


コロナ感染の後、部活に復帰し熱中症になったのも体力が落ちていたからだと思う。
「おとうさん、やっぱり痛いよ」と言う。
中学の軟式野球から硬式野球になり、入部当初は硬式球に慣れずに
「少し、肩が痛いかな」と言っていたが徐々に慣れたきたようで
肩の痛みもなくなっていたのだが。

厄介なのは、まだ成長過程なで身体は出来ていない。先日のレントゲンで
言われた。「成長線がありますのでまだ身長は伸びます」。
同じ1年生で身体がガッシリしているチームメイトもいる。
「同じ練習はきつよね」
「ついていけるけどね」

次回の診察は17日。それまではノースローになる。



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4時起き！！

「おとうさん、明日学校に5:30に集合して三重県に練習試合だから」
「逆算すると4時起き？」
「お弁当をお願いします」
「まじか・・・」
夜にお弁当を用意する。それと2リットルの水筒にお茶を入れて冷蔵庫に。

それよりも4時に起きれるかな？孝太は4:30に起床予定だが・・・。
右肩痛なのでノースローと医者から言われる。
「ノースロー？投げてはいけない？」
「そう、投げてはいけない！！」
6日にMRIの検査を受ける。お盆休みを挟むので17日に主治医の先生から報告を受ける。

流石に毎日お弁当を作るのはキツクなってきた。
親子そろって、高校野球を続けることを決断したので今更キツイとは言えない。
長男の時はこんなにもキツかったかな？
9年前だから私も若かったが・・・。

夏休み中はノースローになると思う。折角、練習して伸びるはずが練習できない。
身体の成長が終わってない中、練習についていけないのが現状。
耐えろ孝太！！


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子育ては奥が深すぎる

今日も昼前と夕方に雨が降った京都。少し涼しくなった感じがする。
感染者数は5,000人を超える。四条河原町で行きかう人々は全員マスクをしている。
勿論外国人も。ピークアウトは何時頃のなるのだろうか？


流れが悪い孝太。何かを改めないといけない。本人は気づいてない。
「ねぇ、ご先祖さんに守られて生きているとおとうさんは思うよ。
おばあちゃんもお母さんも孝太のことを守っているよ。毎朝仏壇に手を合わせて
お母さん行ってきますぐらい言いなさいよ！」
「え？」
「え？じゃないでしょ！！」

最近、従業員のお母さんに伝える。
「私の経験ですが、幼い頃お本を読んだり、一緒に絵を描いたりすることは大事だと
思いますよ。長男、雄祐は妻がみっちりと時間をかけていました。孝太は2歳で母親を
亡くし私が育ててきたけれど、全く余裕がなく何も出来てない。今振り返ると、もっと
時間を作ればよかったと反省しています。個人差はありますが・・・」

孝太には甘すぎると反省する。「元気でいてくれればいい」と思って育てきた。
礼儀や挨拶は野球で学んだ。勉強はなんとか高校に行けたのでOK（笑）。

ただ、最近気になることがある。すぐに動かない！！
「ねぇ、このTシャツは洗うの？」
「洗う。そこに置いておいて」
「え？自分のことは自分でしてよ！！すぐに洗濯機に持って行って」
「今、休憩中！！」
「？、すぐやる！！」
「・・・・・」

直ぐに動けない・・・。雄祐にも注意されるがだめ・・・。
3人同じように育てたはずなのに・・・。

「子育ては奥が深いですよ！！」と以前ママ友の教わった。
子育てさせてもらって親育てしてもらっているのだが・・・・。

「家で出来ないことは会社出来ない、会社で出来ないことはお客様の前で出来ない！」と
社長時代には口酸っぱく言ってきた。
今の孝太にとっては
「家で出来ないことは学校で出来ない、学校で出来ないことは部活で出来ない」て感じ
だろうか？ママ友が言うように子育ては奥が深い！！



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今度は右肩痛

今日も猛暑の京都。夕方は一瞬激しい雨が。少しだけ涼しくなったかな。

仕事が終わりバスで移動中に孝太からLINEが。
「整形外科に行っていい？」
「？」
「右肩が痛いので〇〇整形に行っていい？」
実は昨日に違和感を感じていた。
「バッテイングピッチャーにいったんだけど右肩に違和感がある」
「大丈夫か？」
「今は・・・」

選手個々に身体の成長が違うので、同じメニューはきついと思う。
1年生でも身体が出来ている選手と孝太のようにまだ発育途中の選手では
練習メニューを分けた方がいいと思う。

秋の大会に向けてスタメン、ベンチ入りを狙う1年生。
「孝太、まだ身体が出来ていないのでゆっくりでいいよ。焦るなよ！！」
話を聴いていると1年生でAチームのレギュラーが2人いる
「身体はガッシリしているか？」
「オレよりも」
「たぶんだけど、身体が出来上がっているんじゃない。その友達と比べてはダメだよ！！
今も大事だけど来年の秋の大会を目指してトレーニングすれば。もっと身体が大きくなって
いると思うよ」


入学前に腰の検査を受けた病院で診察。レントゲンを撮り診察。
「右肩も左肩も問題はないですね。成長線も問題ないので、一度MRIを撮りましょか？」
「はい、MRIをお願いします」
MRIの検査結果後に先生と面談。問題が無ければいいのだが。


コロナ感染の後熱中症に、今度は右肩痛て・・・。
「孝太、学校に行く前に仏壇に手をあわさないと！！」
「え？何で？」
「お兄ちゃん二人は毎日手を合わすよ。誰に守ってもらっているの？」
「・・・」
「流れが悪すぎる！！」

明日も滋賀県で練習試合。当分ノースローになるのでマネージャーのヘルプになる。



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15歳の叫び！！

もう勘弁してください！！暑すぎます！！
夜はエアコンをタイマーセットをして寝る。
朝はまだ涼しいのだが、出勤する8時頃には「今日も間違いなく暑い」と確信する。

暑くても孝太は練習に行く。
「おとうさん、7:00すぎのバスに乗るから」
「お弁当は夜に作るね」
2リットルの水筒に、氷を一杯入れて家を出る。

元高校球児の長男は
「夏休みの練習でレベルUP出来るけど無茶きつい！！でもこの練習が大事」と言う。

孝太に聴くと
「部員はスポーツ推薦が多くて一般で入部したのは数名。オレはその数名。
みんな上手いよ！オレがたぶん一番下手だよ（笑）」


夏休みに入っても毎日練習。最近はクタクタで帰宅する。少しだけ報告をしてくれる。
長男は、孝太の気持ちがわかるが雄祐はまた違う（笑）。

どうしても日常が気になるので厳しく伝える雄祐。
「どうみても汚すぎ！！整理しろよな！！」
「部活が忙しいから」
「スマホを触る時間があるなら整理整頓しろよな！！」
「・・・」
不機嫌な孝太。指摘されても仕方がないのだが。
雄祐がバイトに行くと
「オレには自由がないのか！！」と叫ぶ孝太（笑）。
もう笑けてしまう。

毎日炎天下の下練習なので顔は良く焼けている孝太。



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