今日のお弁当は過去一！！

「おはよう！」と長男が６:１５に起床。
「眠いし寒いし」

眠くても寒くてもお弁当を作らないといけない。
前夜にお弁当の用意をする。竜田揚げを作るも、食べられないように食器棚に隠す。
が、
「誰か食べている！！」

孝太の顔を見ると口が動いている。
「孝太、食べた？」
「一つ」
「明日のお弁当のおかずだよ！！」

お弁当のおかずは竜田揚げと卵焼き、ウィンナー、ほうれん草。
食べきれる量でお弁当箱に詰める。

雄祐、孝太のお弁当と私はおにぎりを二つ。
仕上げるまでに20分ほどかかって終了。
正直、お弁当を作るのは邪魔くさい。もう13年間毎朝誰かのお弁当を作っている。
早く解放してほしいが本音である。

夕食時に
「おとうさん、今日のお弁当は過去一美味しかった！！」と孝太が言う。
何がそんなに美味しかったかは教えてくれない。



孝太はいつも通りの時間に家を出る。
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二人の夕食

。

今日も秋晴れの京都。移動は市バスより自転車。
流石に観光客が多く、下鴨近辺は人手で賑わう。

我家の息子たちはそれぞれに日曜日を過ごす。

夕食は孝太と二人。長男は外食、雄祐はバイト。
二人の夕食は楽である。
「おとうさん、お兄ちゃん二人いないから作るのも片付けるのも
スムーズだね」
「慌てなくていいのがいいかな」

「オレ、おとうさんの味がいいかな。雄ちゃんは料理をしてくれるけど
おとうさんと味が違う」
「同じ味でしょ？」
「違うよ。おとうさんの味に慣れてるから」

何度も書きますが、
「お子さん一人だったら楽だったのに」と言われることも。
でもいきなり三人を育てたので、一人を育てたことが無いから
楽なのかはわからない。一人は一人で大変だったと思う。三兄弟で
あることで絆が出来たと思う。今となっては三兄弟で良かった。

そんなに遠くない将来、孝太と二人の時がやって来る。
いや、私一人の時がやってくるかな・・・。

孝太と二人での夕食も、普段話をしていないことを話すことが出来た。


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自分で料理をする

今日も快晴の京都。
三兄弟、それぞれに予定があり雄祐のみ自宅にいる。

お昼ご飯は、作らなくてもいいはずが
「おとうさん、自宅にいるなら作ってくれる」と連絡が。
冷蔵庫にあるもので作る。

最近、夕食は４人揃って食べることはまずない。
長男が仕事で、また雄祐もバイトでいない。孝太は孝太で私のタイミングで
夕食を食べてくれない。

今日も「オレ、まだお腹減ってないから20時頃に作ってくれる？」
「無茶面倒やわ」
「じゃ自分で作っていい？」
「何を作るの？」
「チャーハンを作る」

別に料理を教えた訳でもないのだが、私が仕事で遅い時はたまに自分で作っているようだ。
冷蔵庫にある鶏肉の細切れ、雑魚を使って作る。
「おとうさん、卵は1個入れるの？」
「1個だけ」

手早く作る。これは雄祐の影響だと思う。
味もなかなかで「美味しいよ」

「そろそろ自炊するよ」



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反抗期終盤戦のはずが

朝から仕事で奈良へ。天気は最高。
「孝太、おとうさん早く行くから起きて」に反応した。
「オレも早く行くからね」

あと２年で子育ては終了すると思っている。反抗期も終盤戦なのだが
これが厄介である。

本当にマイペース。何事においてもマイペースである。
あまりきつく言うと「オレには自由がないのか！！」と言う。
「いつも自由だよ」
「そんなことはないよ」

三兄弟の末っ子はいつまでも可愛い。そして甘い。その反動は必ず来ますよ
と言われたこともある。

今、その通りで反動がきている感じ。男三兄弟を一人で育てるのは凄いと
言われる。凄いとは思わないが大変。本当に大変。

土曜、日曜はどん行動をするのだろうか？



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お弁当箱を忘れた

子育ては三者三様と言われた。本当にその通りである。
最近顕著に現れる。長男が一番几帳面だと思ってきたが、雄祐が一番几帳面。
掃除を見ればわかる。
「そこまでする？」と言うところまでする。長男は気分でするのでだらしない時は
本当にだらしない。

孝太は誰かがやってくれると思っている。
「孝太、自分でやりなさいよ！！」
「・・・」

今日も、夕食後に「お弁当を出して」
「了解」
「早く出してよ」
「・・・おとうさん学校に忘れた」
「え？明日は自分で作ってくれる」

これで何回目？
「お弁当は全部食べてよ」と伝えるが
「ごめん、食べれなかった」と言う。
まさか食べ残してないよね！！


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悩みはそれぞれ

シングルファ－ザ－対象に「おとうさんの子育て」をテーマに座談会を開催する。
事前にお子さんの年齢や質問事項などをメールでいただく。

私は、子育ても終盤に入った。しかし就学前のお子さんをお持ちのおとうさん、また
子どもが反抗期に入ったおとうさん。それぞれに悩みが違う。

就学前の子育ては、私にとっては10年前になる。時代も違うので少し違うかもしれない。
経験しかお伝え出来ませんがになってしまう。

今思うと、孝太が保育乳児園のときは毎日必死だった。当時は代表取締役でもあったので
仕事の責任と子育ての責任。どちらが大事？と言われることもあったがどちらも大事。
しかし頭の中が仕事脳から母親脳に変化していくことに気づく。

お昼になると夕食のことを考えたり、子どもたちの段取りを考えたり。
「これは社長ではない」と思う。

子どもが好きだから子育ては出来ると思っていたのがおお間違え。生半可な気持ちで
子育ては出来ないと感じた。「子どもは勝手に大きくなりますよ！！」とも言われた
「勝手におおきくなるけれど育てないと」と思った。

あと2年で子育てはひと段落すると思っている。経験の中からアドバイス出来ることも
あるけれど私も勉強をさせてもらう。

子育ての悩みは尽きません（笑）。



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おとうさんの子育て

無茶、寒い。
「おとうさん、スクールセーターの下は半袖のシャツでいいの？」
「仕方ないよ」
シャツを破った友達に「治して」と渡した孝太。こんな時はどうすればいいのだろうか？
新品でもらう？ただ単に治してもらうの？最近グレーな部分が沢山ある。学校でジャッジ
してよ。


ＮＰＯ法人京都いえのこと勉強会の取組で「おとうさんの子育て」をテーマに座談会をＺＯＯＭ
で開催する。初回はＮＰＯ法人京都いえのこと勉強会に参加いただいたシングルファ－ザ－の
方のみで開催。一昨日に12名の方に案内を流した。すぐに9名の方から返信があった。

2名の方は仕事で参加出来ない。7名の方は参加しますと。シングルファ－ザ－にもカテゴリー
があり離別、死別で別れる。しかし今回は子育てがテーマ。

私は孝太が16歳なので、子育て終盤戦。参加者には就学前のお子さんもおられる。
自分が経験したことしかお伝えは出来ませんとお断りをする。それぞれに形があり答えなどは
ないと思う。少しでも道標になればと思う。

「父子家庭は孤育てになる」と言われた。しかし私は妻が遺してくれたママ友のおかげでコミュ
二ティーにどっぷり入り込み、沢山の方にサポートいただき子どもたち子育てが出来た。

事前に子どもの年齢や質問事項を送ってもらう。どんな内容になるのか今から楽しみである。



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アクシデント？

日曜日にアイロンかけをする。
12枚を一気にアロンかけ。結構ハードな家事である。
順調にアイロンかけは進む。孝太のスクールシャツを2枚アイロンかけ。
「え？何？」
右脇が破れてる。「え？何？」ともう一度言い直してしまった。
「孝太、これ何？」
「言うのを忘れた。先週の金曜日に友達が突然オレの腕を引っ張り破れてしまった」
「どうするの？買い換えないよ」
「友達が家でなおすて言ってた」
「いいけどこれはなおらないと思うよ。不可抗力？何かふざけていた？」
「何もしてないよ」
「友達に渡して直してもらって」

友達には我家の事情を話しているようだ。どんな対応をされるのだろうか？
昨年は習字の時間に友達が誤って孝太に墨汁をかけてしまった。それも買い直した
長袖のシャツに。流石に新品でいただいた。

今回、どうされるのか？


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誕プレ

昨夜
「誰も誕プレくれないよ！！」とボヤク孝太。

長男は22日に間に合わなかった。
「孝太、寝た？」
「寝てしまった」
スマホを見ると00:00を回っていた。
「おとうさん、枕元に置いておく」と言って自分の部屋に。

7:30に孝太を起こす。
「孝太、孝太お兄ちゃんからプレゼント」
「え？誕プレだ！！」

孝太の好きなブランドのパーカー。
「おとうさん、これって高いよね」
「結構するんじゃないの？」
「サイズもLサイズ。流石お兄ちゃん」

「孝太、おとうさんのお願い聴いて」
「？」
「写真を撮っていい？」
「だめ、SNSにUPするから」
「だめ？」
「だめだって」

Facebookの想い出を見ると、昨年の誕生日は164㎝。今年は170㎝に。
身体は成長しているけど心も成長して。



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16歳に

10月22日が孝太の16回目の誕生日。
最初のミッションはマイナバーカードも受け取り。
「京都市マイナンバーカードセンターに行ける？」
「行けるって」
「混むから8:10に家を出て地下鉄に乗って行かないと」
「9:00からだよね。行けるって」

どうもタイムスケジュールが組めない。いつも逆算をしてねと言うのだが・・・。
8:10になろうとしているがまだ歯磨きをしていない。
「間に合わないよ」

10分遅れで家を出た。9：00になっても連絡がない。LINEでメッセージを送るが
既読にならない。
直接電話をすると
「場所がわからない」
「何処？何が見える」
「え・・・と」

なんとか9:15に会場に到着した。30分待ちマイナンバーを受け取った。
「もらった地図と現地が間違っているよ。１ブロック南だったよ」

2歳4カ月から育てってきた孝太が16歳になった。
兄二人にプレゼントをねだるが・・・・。

夕食は自宅で。
「我が家は誰も誕プレをくれないよ」

私は孝太と約束しているものがあるので、長男はネットで購入している。
雄祐は聴いていない。全員が週末に揃わないので仕方ない。

「お母さんに産んでくれてありがとうは言いなさいよ」
「了解」


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明日誕生日

今日も快晴の京都。

いつも通りの時間に起きる孝太。起きるなり
「あと１日やね」
「？誕生日？」
「そう」

10月22日が孝太の16歳の誕生日。
「何も買わないよ。スマホを買い替えるんでしょう」
「まあそうなんだけど」

雄祐は雄祐で
「22日は食事に行くよね？オレバイトを休んだから」と言うが
孝太は外食に行きたいくないようだ。

「行かないよ」
「バイトを休んだのに！」

祝っていいんだが、反抗期終盤の孝太は何でもすんなりとは行かない。
「明日はプレゼントもらえるかな？」


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中間考査最終日

今日も秋晴れの京都。観光客が日に日に増えていく感じ。

本日中間考査最終日の孝太。
「最終日は徹夜するから！！」と勉強をしていたが
「え？寝てるよ」。
雄祐がお風呂に入る時間に目が覚めた。時計を見ると1:30。爆睡している孝太。

目覚めも悪い。
「起きろ！」
「・・・」
起きないので7:45まで起こさなかった。

「おはよう」と起きてきた。
「徹夜してないよね」
「したって」
「寝てたよね」
「徹夜したって」
「徹夜の勉強て寝ないよ」
「え？」
「天然やん！！」

身体だけが成長してるよ（笑）。頭も成長してよ！！



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やれば出来るんだけど

秋晴れの京都。晴天！！

中間考査の孝太。
友達と一緒に勉強をしていると言うのだが、
「勉強しているの？」
「してるけど、次のテストをガチでやるから」
「は？」
「お願い今回は、やれば出来るんだけど」
「今出来ることをやらないのに、未来のこと出来るわけない」
「・・・」
「最終日は徹夜でもしなさい！」

自分で自分のことが甘いとわかっている孝太。
父親も甘いとわかっている孝太。

「おとうさん、孝太に甘すぎるて」と雄祐に言われる。
「あ・・・」と雄祐にため息をつかれる。

中間考査最終日前夜、どんな行動をするのだろうか？



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眉毛を剃った？

出勤途中の嵐山。修学旅行生で賑わっている。
観光客が戻ってきた。マスクはしている。外国人もマスクをする。
コロナウィルスの感染は落ち着いたと思っていたが、友人の会社で感染者が。
「え？」て感じ。

中間考査2日目。
いつも通り起こすが起きない。
「孝太！！」と顔を見ると左の眉毛が短くなっている。
「は？」
よく見ると眉毛が細くなり左が短い。

「孝太、眉毛」
「・・・お兄ちゃんに」

長男と雄祐に剃られたようだ。孝太は眉毛が太い。
「オマエ、眉毛を手入れしろよ」と言われるが
「そんなの出来ないよ」
「じゃあ剃るよ」と言われ・・・。

兄二人からすれば
「これでいいんじゃないの！！」
「アカンやろ！！」



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起きろ、テストだよ！！

中間考査が始まった。
徹夜して勉強するものだと思っていた。
24:00頃まで勉強をしていたのだが、そこが限界だったようだ。
「孝太、勉強！寝ちゃだめだよ」
「・・・」
「早起きする？」
「・・・」
寝てしまった。

長男は徹夜などしなかった。雄祐はいつも徹夜でだった？
兄二とは違うはいいのだが・・・。

Am5:30に起床したので孝太を起こすが起きる訳がない（笑）。
30分後の6:00に起こすと
「起きます！」と言って起床した孝太。

毎回思うのだが、テストが一番厄介である。
テストさえなければストレスが無いのに。親も子どもも・・・。
「おとうさん、テストて社会人で役立つの？全教科テストする必要がある？」
「必要があるから勉強するんでしょ？」

屁理屈ばかり言う。

「オマエさ、結果出してから文句言えよ！！」と長男に言われ大人しくなる（笑）。
明日は中間考査2日目。



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中間考査

本日は妻の友人が4名お参りに来てもらった。コロナ禍前に来ていただいたので
3年ぶりになるのだろうか。妻が亡くなった後も繫がっている。

三兄弟とは13年の付き合いになる。LINEでいつも報告するのだが、久々の対面に
ご友人は・・・。

長男だけが帰宅。
「こんにちは」
「いくつになったの？12月で25歳です」
「え？25歳になるの？」

残念ながら雄祐は友人と、孝太は・・・？
「おとうさん、孝太は17日から中間考査だよ」
「何処に行った？」
「勉強しに行っている」

高校に入って3回目のテストである。
「頼むから勉強して」
「やるから」
「スマホを置いて」
「わかってるから」

長男は
「結果を残せば何も言われないから」
「そうそう結果を残す」

いよいよ始まる中間考査


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親の想い、子どもの想い

タイトな1日。
勤務先の3か月に1度の定例会が9:00～。12:00に終了し、移動して京都学歴彩館に。
13:00に集合して14:00からＮＰＯ法人京都いえのこと勉強会の第六回父子家庭の勉強会。

長男と孝太にお手伝いの要請。
今回は雇用をテーマにパネルディスカッションを開催。
ワークライフバランス推奨企業の社長さま、また家族をテーマに研究されている大学の先生、
お母さんを亡くしたあしなが育英会奨学生と私。

ひとり親の子どもは貧困と言われる。ひとり親の子どもの貧困をなくすためにも「ひとり親
世帯の親の雇用を守って」と思う。私のように、グリーフハラスメントで人間関係が崩壊し、
仕事より子育てを優先した父子家庭もいる。父子家庭にもカテゴリーがあるので一括りで
父子家庭と言えない。

パネルディスカッションから。ヒントもいただいた。企業の取組、また父子家庭を研究した
学生の目線から。段取りも大変だったが、無事に終了をした。

いつも思うのが親の想いもあれば子どもの想いもある。
「子ども目線で育てて！！」と母子家庭の方から言われたことが最近よくわかる。
ついつい親目線で一方通行の子育てになりがち。子育ての答えは子どもから。


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父子家庭も色々

仕事で奈良へ。京都と違いなにかゆっくり出来る感じがする。
晴天で飛行機雲が空に・・・・。

15日はいよいよＮＰＯ法人京都いえのこと勉強会の第6回父子家庭の勉強会。
シナリオ、当日のパワーポイントも仕上げ後はＺＯＯＭが上手く行けば問題はない。

ご参加いただける方からメールをいただく。
私と同じ病気での死別の方、自死での死別の方も参加されると思う。
言葉を選んで喋ると言うよりも、経験したことしか伝えられませんとお断りしながら
進行していくことになると思う。

父子家庭の形はそれぞれで悩みもそれぞれである。
今回のテーマ「雇用」は大事である。仕事がないと生活していけないのは当たり前。
父子家庭になると仕事プラス子育て家事がついて来る。

親族にヘルプしてもらう方、また新しいパートナーにヘルプをもらえる方、またワンオペ
で子育てする方と色んな形がある。

子どもが小さければ、時間を取られることも多い。小学校の高学年になると少しは手があく。
しかし、子どもに問題が起きると子どもに寄り添わないといけない。そうなると仕事が出来なく
なってしまう。

今回も勉強会を開催するの当たり結構ヘビーな相談を受けるが・・・。
答えが見つからない・・・。

同じ悩みを持つ当事者同士をつなげると、気持ちや対応がわかる。
「もう少し頑張ってください」と心で思うが頑張ってくださいと安易に言えないのが辛い。

まだまだ埋もれている父子家庭の現状を明日、発信してきます。



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子育ては親育て ８

「行ってきます！！」と眠そうな顔で学校へ行く孝太。
孝太を送り出して出勤。

職場のお母さんから
「よく3人の息子さんを育てましたね。私なら絶対に出来ません」と言われた。
「一人だったら楽だったのにと良く言われましたが、いきなり3人を育てることに
なったので一人だけを育ててないので」。
「2人を育ってるのと3人を育てるのは違うますよ」
「3人を育てていると4人でも育てられると思ったりもしました」
「え？」と。

それと
「子育てをしてますが親育てを子どものしてもらっていると思ってます」。
リアルな子育てもあと2年で終わる。

まだ小さい男の子を育てているお母さんからは
「男の子はどうよに育てればいいのですかね？」
「私は、礼儀は野球で教わったので食事の仕方や時間のことを厳しく伝えましたね。
ご自身の彼氏だっと思って育てれば楽しいと思いますよ。どんな仕草や癖が嫌とか、所作とか」
「なるほど」と頷かれていた。
子育ては大変ですと言われるけれど、子育ては親育てですよと伝える。

本当にちゃんと育っているのだろうか？
「ちゃんと育ってるよ！！」と言う（笑）。


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テストいつから？

何故か勉強をする孝太。
「テストいつから？」
「もうすぐ」
「いつ？」
「・・・・」

通勤途中にバスの中で高校生は教科書を開く。
「う？中間考査の時期だが・・・まさか始まっているのか？」
学校のスケジュールを渡さないので予定がわかっていない。

スマホで学校の予定を閲覧したいのだがパスワードが必要になるが
パスワードがわからない。

何時からだテスト！！


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反抗期終盤戦

今週も始まった。
「起きろ！！」と言っても中々起きない孝太。

いつも通りお弁当を用意し洗濯をして気が付けば7:30。
「起きろ！！」
「起きてるって」

ここからがスマホを触り、歯磨きするときも触る。
完全にスマホ依存症。
仕事で7:55に家を出るのでその後の孝太の状況がわからない。

最近、いや中学3年生のころから注意すると何か呟いている。
「は？」
「何も言ってないよ」と言うが一言余計なことを呟いていることに気が付く。
「ぶつぶつ言うなら面と向かっていいなさい」
「・・・」

反抗期も終盤戦。三者三様の子育てに対応はするのだが、孝太の呟きの修正は
厄介である。小さい頃からの習慣ではないので治ると思うが、治さないと少し問題。

今も雄祐に怒られる。
「何か言ったか？」
「言ってないよ」
「ぶつぶつ言うな！！」

反抗期もあと3年かな？


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5人分の夕食

祝日だけれど仕事に。
髪の毛をカットした孝太は、いい感じに整っている。
「野球部を辞めた髪型ではない？」
「少しサイドが短くなった」

仕事帰り孝太に連絡。
「おとうさん、今日は雄ちゃんのお客様が来られているので1人前追加」
「え？」
「だから5人前だよ」

4人分を作りのも5人分を作るの一緒だから。
唐揚げとポテトサラダと生野菜にみそ汁。結構な量だけど1時間以内に終了。
明日のお弁当のおかずに残すつもりのから揚げが、全てなくなってしまった。
予想外の人気だったから揚げ。

揚げ物は週に1回になった。長男、雄祐が炭水化物NGと言いだしてからかなり
揚げ物を控えた。
「揚げ物を作ると、白ご飯が食べたくなるから」と言われる。

「雄祐の客人に何を作ろ？」と孝太に聴くと
「唐揚げでいいんじゃないの」
「了解！」

少し料理が出来るようになったので対応は可能になった。
味は保証できないが（笑）。

今から明日のお弁当の準備が始まる。


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お母さんがいれば

目が覚めると7:30だった。「寝すぎた」。
15日にＮＰＯ法人京都いえのこと勉強会の勉強会を開催する。準備も大詰め。
翌日には妻の友人がお参りに来てもらう。部屋の掃除をしないといけない。まずい！！

長男と孝太と3人で買い物へ。
「冬物のカーペットを買い換えないと」
「おとうさん、ホットカーペットも壊れたから買わないと」
「おとうさん、靴下にパンツに」
「え？」

昼食はフードコートで。
「お母さんがいれば一緒に買い物に来るかな？」
「一緒に買い物には行かないでしょ？」
「たぶん行かないかな？」
「だから女の子が一人欲しかったみたいだよ」
「けれど男三兄弟か・・・」


当り前だった生活が一変して13年が経過して、母親のことも普通に話をする。
全てが日常の中で起こったこと。辛くて悲しい時もあったけれど、愚痴一つ
言わずに毎日を過ごす三兄弟だった。

今、振り返ると
「辛かっただろうな～」「泣きたかっただろうな～」と思う。

最近孝太は
「もしお母さんがいれば」と最近よく口にする。
長男は
「孝太は覚えてないからな～」
「そう、記憶がないから」

母親がいれば、長男と孝太と3人で買い物に行くこともなかったと思う。
母親のことを話すことで、いつまでも心は繫がっている。



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育てて世の中に放流する

土曜日だけど出勤。
「行ってきます」と言いたいところだが孝太は爆睡。
昼ご飯は長男に任すことに。

最近仕事で決断を求めれられる社員がいる。決断て簡単なようで難しい。
子どもの頃から訓令しないと中々決断できないと思う。
直ぐに相談する人もいれば、即決出来る人もいる。実際にビジネスで決断を迫られる時
は起こる。兄弟構成や部活も影響するよに思う。

我家の息子はどうなんだろうか？
社会人になって決断が迫られる時がくれば、決断できるのだろうか？

子育ての中で子どもたちに「自分で決めなさい」と言ってきた。
「相談することも大事だけど、最後は自分で決めなさい」と。

ある講演会後に「どんな想いで子育てをされていますか？」と聴かれた。
「育てて世の中に放流しないといけないと思っています」
「その通りですよ」と女性に言われた。

「そうなんですよ、世の中に放流しないといけないんです。世の中の荒波に
揉まれても泳ぎきらないとね」と。


社長時代は社員教員もしていたので、行きつくところは親の躾だと思っていた。
これって会社で教えること？と思うことがあった。子育ては絶対に大事。
今、ともに働く社員を見ていると自分の子育ては大丈夫なのかと思ってしまう。



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親離れ

寒い！！
「おはよう、寒いね」と起きてきた長男。
コストコで自分の好きな食料品を買ってくる。その中に孝太も好きなヨーグルトが。
毎晩風呂上りにヨーグルトを食べる長男。
「あれ？減ってない？おとうさん食べた？」
「食べないよ」
「孝太、食べた？」
「食べた」
「は？お金を払えよ」
「出世払いで」
「オマエは出世しない！！」に笑ってしまった。

長男、雄祐からLINEで「本日は夕食は食べません」と。
「え？また・・・」

孝太が
「お兄ちゃん二人ともアオハルで忙しいの？また夕食は二人だね」
「まじか・・・」

息子二人が親離れしていく。嬉しい反面少し寂しい気がする。
「オレがまだいるからいいでしょ！！」と孝太に言われる。

一気に親離れが始まった。


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三男は優しすぎる

「寒い、おとうさん寒いね」と言って起きてきた孝太。
全然気合が入っていない。毎朝7:45に起きる。
「部活している時は7:00に起きていたのに？」
「・・・」

部活をしないとこんなにダラダラになるの？雄祐はそうでもなかったのに。
自転車部の先生からはまだ勧誘を受けている。
「どうするの？」
「自転車部には入部しないて」


野球部のユニホーム一式に練習着はどうする？
「ヘルメットは？」
「先輩のヘルメットが潰れたからオレの貸している」
「え？返却してもらってよ。買ってもらって。だって新品でしょ。売れば
自分のおこずかいにすればいいよ」
先輩にLINEをする。
「ヘルメット〇〇〇円で購入してくだいよ」
「了解」と返信があり1か月が経過。

「ヘルメットはどうなったの？」
「他の先輩からもらったと言われた」
「え？何処にあるの？」
「部活のグランドかな？」
「先輩は孝太のを使用していて返却しないの？ありがとうと言って返却しないの？」
「・・・」
「全てお金だからね」

雄祐ならば、完全に売って帰ってくる。孝太は出来ない。自分の新品を使用された
上、返却もしてもらえない。野球部にはお世話になったがこの先輩NGだわ！！

「何に使うの？」
「原付のヘルメットにでも出来るよ」
「マークは？」
「消せばいいんじゃないの？」

三男は優しすぎるよ！！




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成長期に一喜一憂

「おとうさん、服のサイズが、パンツのサイズが合わない」
「また大きくなった？」

三兄弟成長もそれぞれで、長男は小学校の時は大きかった。
雄祐は小さかった。孝太もそれほど大きくなかった。

中学入学時は長男150㎝、雄祐134㎝、孝太140㎝だった。
高校入学時は長男162㎝、雄祐156㎝、孝太166㎝。
現在は長男164㎝、雄祐170㎝、孝太170㎝になった。
孝太はまだ成長し続けている。

親としては身体が大きくなるのは嬉しいのだが、反面お金もかかってしまう。
「お兄ちゃんの服を着てよ」
「だから、サイズが合わないって！それとぶかぶかのサイズがいい」
「え・・・」
「買ってよ」
「買ってもいいけど流行りだからそんなの今しか着れないよ」

部活を辞めて食べる量は減ったが、それでも良く食べるようになった。
牛肉アレルギーだったがそれも少しは改善されている感じ。
身体の成長はいいのだが、反対に心の成長に戸惑ってしまう。

反抗期は反抗期だが兄二人とは違う。それも理解しているのだが・・・。
最後の子育ては兄二人の経験があるのでスムーズに行くと思ったが大間違いだ。


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少しだけ前進しているのか？

親子そろって中々起きれない。
本日は長男に起こされた。「おとうさん、6:30だよ」。
涼しいので本当に良く寝れる（笑）。


昨夜、疲れて爆睡した孝太。
「勉強は？」
「あ・・・」

本日、それがなんと机に向かっている。
「勉強をしているの？」
「まぁ・・・」

少しだけ前進かな？
何も言わずに自ら勉強をする。
まさか・・・。

「おとうさん、あまり言わないでよ。勉強するから」
「了解」

何か企んでいるのか？（笑）



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保護者インタビューに掲載

雄祐がお世話になっている「あしなが育英会」さまから保護者インタビューの
依頼が届いてたのが9月初旬だった。

ZOOMインタビューで2時間。その後もメールのやり取りで写真を送ったり、原稿の
確認や訂正をする。

講演では妻を想い出して詰まることはあるが涙は出な。今回のインタビューでは亡くなった当時が
フラッシュバックをして涙がポロリ。13年経過してもフラッシュバックをすると流石に辛くなる。
「年々悲しみは薄れるんじゃないんですか？」と言われるが
「薄れるどころか濃くなる一方である」に
「え？」と驚かれる。

昨日、最終の原稿が上がり確認後一部訂正。そして本日HPにUPされました。
宜しければご覧くださいませ。「あしなが育英会」保護者インタビュー

高校1年生の後半がスタートした。どうも気になる髪の毛が。
「無茶、中途半端で散髪に行きなさい」
「行くよ！！」

後半戦は気合入れてよ！！わかった！！


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友達

昨夜は門限破りの孝太。
「何で、オレの家は門限があるの？友達の家はないよ」
「我が家は門限がある。時間はいつも大切と言ってるでしょ！お兄ちゃん二人も
守っていたよ。大人になれば必ず役立つから」
「わかってるけれど、もっと遊びたいよ！」
孝太は確信犯。怒られるのを承知で遊ぶ。ここが長男、雄祐とは違うところ。

中学時代の友達と遊んでいたようだ。仲のいい4人はみんな違う学校へ。
久々に集合したようだ。友人の一人の親が飲食店を経営、そこに夕食を食べに。
友人は将来そのお店を継ぐようだと孝太は言う。友人の将来、それも具体的に
聴いた孝太。「凄くない、おとうさん！！」と言う。
野球を辞めて、まだ先が見えていない孝太にとってはただただ驚きだった。

「ねぇ、野球を辞めて1か月が経過したけれどうするの？」
「・・・」
「高校受験前は野球やらないし、学校推薦で大学に行くって言ってたよね」
「言ってた」
「今、野球を辞めたから元に戻っているけど大学に行くの？」
「行くつもり」
「つもりになったの？」
「成績が悪いから」
「成績が悪いから勉強するにならないかな？やりもしないのに出来ないて言うのはNGだよ」
「・・・・わかったよ」


中学時代の友達は心が許せるのか居心地がいいようだ。
高校を卒業するときにはそれぞれどんな進路を選ぶのだろうか？
友達の決断に少しは刺激を受けてくれればいいのだが。


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