毎日慌しい日々を送っている。もう2年になる・・・・2年前は寒空を見上げ「いつまで洗濯するのかなぁ~」と一人でぼやいていた。まさか・・・ずっ~とするとは考えもしなかった。

癌宣告から12日間で亡くなったフミコ。余命ってあってないような気がした。でも完全に末期だったんだなぁ・・・・。
2月6日に京大病院に転院。その前に1度自宅に帰ってきた。携帯用の酸素をして・・・。それが家族全員で過ごした最後の日であった。蔵馬は感じていた。雄祐は何か違和感があり、孝ちゃんは近づかなかった。フミコは3人の息子に「お母さん必ず元気で帰ってくるから・・・・」と伝え1時間だけ一緒に過ごした。それが子供たちとの再会であり最後の姿であった。
そのまま子供たちと病院まで送った。子供たちはそれぞれに口にした。蔵馬は「やばいなぁ・・・お母さん」と一言。雄祐は「何時帰ってくるのかなぁ?」と・・・・。

2年経って普通に話せるようになった。でも昨年もそうだった命日に向ってのカウントダウン。すごく怖い・・・・。
完全に甦るあの時のことが。毎年思い出すのかこの気持ち・・・・。