少年野球で救われた

昨日は雄祐が#58963;の試合に。本来はＣチーム（3年生～4年）に属するのですがメンバーが足らないのでＡチーム（6年生）に帯同しています。蔵馬の2年生の時よりも雄祐は上手。これも蔵馬が野球をしていた影響もあり次男の特権なのか上手に見えます。でも雄祐の学年は雄祐だけです。後は年上ばかり。雄祐は居心地よさそうな感じです。クラスの友達は7人ほど鴨川の河川敷でサッカークラブに入部しています。雄祐サッカーしたくて仕方ありません。
保護者の方々には本当にお世話になっているので迷います。野球を続ける条件で体験入部するか・・・。毎週火曜日だけ練習なので野球とはかぶらない。雄祐のしたいこをさせたいのが親心ですがそれだけでは・・・。
私たちは少年野球で救われたので・・・。

今の野球のチームは蔵馬が中学受験のために退部。女房が教育熱心だったこともあり・・・。本人は最後まで続けたかったようで・・・。4番でサードでした。結果が出ることが好きな蔵馬は野球が大好き。練習した分だけが結果として現れる。しかし大好きなお母さんの言う中学受験で退部。大好きな野球を取り上げたので一時期性格が変わりました。5年生の頃に「甲子園見に行く？」と尋ねると「お父さん野球を見に行きたくない。僕は野球がしたい」と言いました。毎日見ていたＴＶの野球やＭＬＢも一切見なくなりました。女房も気にしていましたが・・・。そして5年の3学期に母親が亡くなり「どうしよう・・・」と思っていたときに、告別式のお礼も兼ねて挨拶に。その時「面倒見るからいつでも戻ってきてください」と・・・・。蔵馬に伝えましたが少しあやふやな感じでした。
中学受験を備え塾も変わる予定でいたようです。蔵馬に「中学受験どうする？塾は・・・」「お父さん自分で断るし付いて来て」。新しい塾の先生は事情を先に聞いてもらっていたので蔵馬の意志を確認。「野球戻れって言ってくださっているのであれば戻った方がいいよ。一度辞めたチームから誘いは来ないよ」。本人は戻りたいけれど背中を誰かに推して欲しかったようで。家に帰るなり「戻るわぁ・・・お父さん」。

大人と同じで１年のブランクは大きかった。本調子になるまで１０ヶ月ほどかかった。肩も怪我をしたし・・・。
でも野球続けてよかった。もし戻ってなければ今の蔵馬も雄祐もどうなっていたことか・・・

#58963;2009年12月6日／プライベートのブログより

横大路総合グラウンドで左京リーグ最終戦ＶＳホーマーズ（全京都２位）と対戦。ＡＭ9：00プレーボール。
昨夜からの熱も37℃まで下がり「どうする」と聞くと「行くわぁ」と。現地集合にしてもらい雄祐、孝太を下鴨に預けいざ横大路に。「マック」のフィレオフィッシュを車で食べて････
アップの時から「節々が痛い」･･･。少し弱気で･･･それと「腹痛い･･･」。「多分今日は無理やし期待しんといて」
3番ファーストで出場。試合は4回まで2-0とシャークスリード。蔵馬は1打席目は四球、2打席目は死球。
しかし4回にイージーなライトフライをライトがエラー。そこから一機に2点が入り、6回にも1アウト満塁からイージーなライトフライ･･･またもライトがエラーで････結局試合は2-8で完敗です。蔵馬は3打席目はショートゴロ。最終回は2アウトランナー無し。相手はエースを温存して次の試合に登板する予定。6回から肩慣らしで登板。今年のナンバーワンピッチャーとの噂。確かにスピードあります。
最後かなぁ～と思ったその時レフトオーバーのツーベース。最終戦最終打席で撃ちました。それもホーマーズのエースから････本人大満足です。でもチームが負けたので喜びませんでした。
左京の閉会式がＰＭ2：30～でしたが体調不良なので早退させていただきました。車の中では最終打席の解説を嬉しそうに話してくれていました。「お母さん打たせてくれたのかなぁ」と言ったので「違う、お前が打ったんやでぇ全部練習してきた結果やわぁ」････と。

今思うとフミコが亡くなってからシャークスの方に「面倒見るから帰ってきなさい」と暖かい言葉をいただき、まだ心の扉を開いていない蔵馬には辛かったけれど、自分で全て決断して再度野球に取組んだ蔵馬にはこちらが勉強させられました。一度は大好きな「野球」を「大好きなお母さん」のために辞めたけれどやっぱり野球は大好きでした。もし野球に戻っていなければ今の蔵馬はないと思います。蔵馬にとっても辛く淋しい日々だと思います。でも一切泣きごと言わない蔵馬。彼の成長に目を細めることもしばしば。中学になっても大好きな野球を続けます。頑張れ蔵馬

ブログ書きながら「涙」とまりません････。うれしい1日でした