地蔵盆の京都・・・。町内と実家と女房の実家からもお誘い。夜はJCの同期会なので女房の実家に3人とも預けることにした。雄祐は「実家」に行きたかったようだが・・・「いいかぁ・・・」とおばあちゃんに電話を入れた。「ごめん、いけないのでおもちゃ預かって」とくじ引きのおもちゃの事を伝えた。

孝ちゃんは朝から女房の実家に預け従姉妹と遊ぶ予定。
蔵馬はお世話になった少年野球の総監督に報告に行く。
「でも行くの嫌やなぁ・・・。雄祐の件があったから・・・」
「蔵馬は蔵馬で雄祐は雄祐。野球出来るのも総監督のお陰。その恩義を忘れてはいけない。夏季大会の報告と主将としての報告をしなさい。それと高校でも続けることも」
お世話になった以上は報告する義務はあるよ。蔵馬は友達を誘って昼から挨拶に。

朝、中学の新チームの保護者からメールで、本日Am11:00から準々決勝が行われます・・・と。
「蔵馬、試合あるから行きなさいよ・・・」
「はぁ・・・宿題残っているから・・・」
「夏季大会までみんなにお世話になったやろう・・・。まして後輩9人しかいないのだから・・・」
「えぇ・・・邪魔くさい・・・」
「お前、自分でこんなことが大事と思わないか?理屈じゃないことのほうが大事やろ・・・お世話になったらお世話して返す!!」
「わかった・・・」
試合は最終回に1点入れられ0-1で準々決勝敗退・・・。観戦に来ていた3年生は蔵馬と一緒に行った2人だけだった。「それでいいよ。十分!!」

もう少し「主将」の勉強必要かなぁ~。でも一つ勉強した蔵馬。




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