いよいよ最後の夏が近づいてきた
蔵馬の野球の総決算。

小学3年生で野球を始めた。見学のつもりが
友人に呼ばれランニングを一緒にして入部を決めた。

自宅で素振りしたり、鴨川の土手に向かって紙ボールを
撃ったり。キャッチャ-志望がチームの事情でピッチャーに
なった3年のチーム。私も妻も毎回ハラハラした。

4年生からサードとピッチャーで4番。しかし受験のために4年生
のシーズンで退部する。

大好きな母親の勧めで受験。でも大好きな野球を辞めたことで
性格が変わる。一切野球のTVも見なくなった。
「甲子園に行く?」
「オレ、野球観たくない、野球やりたい!!」と本音がポロリ。
そのことを妻に言うと
「・・・・でも受験する!!2人で決めたから」

そして5年生の2月に母親を亡くした。
退部したチームから「何時でも戻ってきていいよ!!」
本人悩んだ。お母さんとの約束の受験。
でもお母さんがいなくなったから頑張れない・・・
「お父さん、どうしよう・・・」
「悪いけれど、自分で決断しなさい!!」
2週間悩んだ
「お父さん、オレ野球する。受験やめる。いい?」
「いいよ!!」
6年生で復帰する。中学でも野球部に
野球に没頭することで、少しづつ心のケアはされていく。

2年生の秋の新チームから主将で4番キャッチャーに。
チームをまとめ最後の夏は後2アウトでベスト8だった。

そして高校野球。先輩や後輩に恵まれ毎日楽しくプレー
する。簡単にレギュラーになれない。
「お父さん、このチームでやれればいいよ!!」

夕食時に
「後、練習試合10試合かなぁ・・・」
明日も兵庫県まで遠征する

  


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