3月20日(日)日本助産学会第30回学術集会のシンポジュウムと
市民公開講座に登壇する。
市民公開講座の演題は「お父さんからおとうさんになりました」。
「えぇ?どういうことですか?」と言われる。

妻を亡くし4年8か月「代表取締役主夫」をしてきた。沢山の方々に
支えられながら毎日過ごして来たけれど二束の草鞋は無理だった。
完全に上から目線で、どこかで結果を求めていた子育て。子どもたちに
とっては何処か距離感のある「お父さん」だったと思う。

しかし、キャリアすて子育てを優先した。一緒にいる時間が増えた。
目線はだんだん下がり、ママ友と同じ子育ての悩み。
「あぁ・・・お母さんと同じ目線になってる」と思った。一緒にいる時間
が増えたので「癖、表情、仕草」がわかるようになった。向き合うことで
子どもたちとの距離が縮まった。いま、子どもたちを愛おしく思えるし、
何処かで許せるようになった。威厳のある「お父さん」からひらがなの「おとうさん」
になったような気がする。

  


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