NHKEテレプレミアムドラマ「その日のまえに」を観た。

僕たちは「その日」に向かって生きてきた。
昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不
意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いっ
たい何ができるのだろうか...。死にゆく妻を静かに見送る
父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして
日常のなかにある幸せの意味を見つめる・・・

完全にフラッシュバック。雄祐が横で一緒に観る。
「オレ、泣かなかったよなぁ。お兄ちゃんは号泣だったよなぁ・・・」

癌の宣告をされ、主治医から「手術は無理、余命数カ月」と言われた。
フミコにそのまま伝えた。「誰にも言わないで、子どもたちにも両親にも
友人にも・・・」。京大病院に転院するときに一度自宅帰り、子どもたちと
逢ったのが最後となった。その10日後に天国に・・・

このドラマと少し違う。フミコとの約束を守ったのだが・・・子どもたちは
心の準備がないままその日を迎えた。

今思えば子どもたちに最後に逢わせた方がよかったなぁ・・・
雄祐が何か言いたげにTVを観ている・・・
7年経過したからこのドラマも観れる。


  


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