プライベートblogにUPした蔵馬の手紙2通です。一つは棺に入れた手紙。
もう一つは高校の野球部の卒部式に私にくれた手紙です。大好きなお母さんの
勧めで野球を辞め受験勉強をする。しかし大好きなお母さんがいなくなり目標が
なくなり受験を諦め野球に復帰する。蔵馬の6年間の成長です。


#58942;お母さんへ
お母さんへ・・・。ぼくはとてもさびしいです。お母さんが亡くなったときいた時は
「うそだ、うそだ」と思っていました。でもこれは事実でした。お母さんのしんぞう
が止まった時はすごくびっくりしました。でもお母さんは自力で生き返ったのですご
くがんばったと思いました。
もっと早くに病気のことを言ってくれば・・・・。
お母さんが亡くなったからぼくは精神的にだめです。お母さんがいないとさみしいこ
とがいっぱいです。
ぼくが100点をとってもほめてくれない、ゆうちゃんとぼくをポケモンセンターにつれ
てくれない、家のそうじができない。お母さんの料理が食べられない、本をかってくれ
ない、いっしょにねれない、おもちゃやゲームをかってくれない、かなしい時になぐさ
めてくれない、こうちゃんのお世話をしてくれない。そしてぼくたち三兄弟をむぎゅ~
としてくれない。でもさみしくないよ。ほんの少しの間だからね。
ぼくはもっとお母さんにもっといろいろなことをしゃべりたかったです。受験は同志社
中学にします。勉強をたくさんして絶対に受かります。だから空の上からぼくのことを、
ぼくたち家族のことをみまもってください。

お父さんによると、お母さんが自力で生き返ったのは、メッセージだといっていました。
「あきらめない」ということだとお父さんはぼくたちにいってくれました。これからは
弟をいじめたりしないようにします。何回もかくけれどぼくたちを見守ってください!!
ぼくはお母さんの分も長く生きます。ぼくがお母さんにおそわったことをゆうちゃんと
こうちゃんに教えます。ぼくたちは五人家族だよ!!くらまより。メールたくさんくれ
てありがとう!!すごくうれしかった。 2009年2月17日 蔵馬