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どうも年末に大雪が降りそうな感じ。
「おとうさん、お墓参りはどうするの?」
「雪なら行けないね。今日におそうじしに行こうか?」
「行く!」小さな声で「二人で行こう」と言う孝太。

2月15日が妻の13回忌になる。私の母親が今年の1月16日に逝去したので
1月16日に母親の1周忌と妻13回忌を一緒に執り行う。
「おとうさん1月16日もお墓に行くんでしょう!」

孝太は高校のことを少し話したかったようで、自分の想いを伝えてくれた。
「少しだけ考えてる」と思ったが勉強は苦手ではなく嫌い!!と言い切る。
孝太らしいのだが、もう少し真剣に勉強も野球もしないと!!
「わかった」

二人でお墓の掃除をするのは初めて。いつも長男や雄祐がいるから少し
違和感があるようで、でも自分が仕切ってろうそく、お線香にと張り切る。
帰りの車の中で
「お母さんがいればどうなってる?オレ?」
「ボコボコに怒られているよ」
「マジ?」
「小さい時から横に座って絵を描いたり本を読んだりしてくれたんじゃ
ないかな?」
「オレ、お母さんの声すらも覚えてないし想像が出来ないよ」
「仕方ないよね。ごめんね」
少し切ないけれどこれが現実で孝太と11年歩いてきた。来春から長男は
社会人で雄祐は大学生になる。兄二人を「大人やん!」と思っているようだ。
孝太にも変化が必要だが、自分でスイッチを入れてくれないと何も変わらな
いと思うのは私だけだろうか?



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