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1週間後の15日が妻の13回忌。2月に入ると毎年のこと
ながらフラッシュバックしてしまう。
あの時の空気、匂い、寒さが記憶をフラッシュバックさせて
しまう。今でこそ子どもたちと母親の話をする。母親の話を
するにも5年の年月が必要だった。

みんな泣けなかった。泣いちゃダメだと思っていたようだ。
おとうさんに悪いと思っていた。
私も泣いていなかったので、子どもたちは泣けなかった。

長男、雄祐は母親との想い出はあるが孝太には記憶が残って
いない。父親を幼くして亡くした友人が「記憶はないですよ」
と言っていた。最近、孝太を見ていると母親のことをどう思って
いるんだろうか?母親のいない生活が日常となっている孝太。
成長するにつれて母親に見せたいな!と思ってしまう。

ひとり親と世間では一括りにされるがひとり親には離別と死別がある。
死別父子家庭は悲しみと共に生きていかなければいけない。
そのためにも、傍で寄り添ってもらい話を聴いてもらうこと、泣くこと
が大事と教わった。12年経過しても3兄弟のグリーフケア(悲嘆のケア)
はまだ出来ていないと思う。

まだ観ていない、母親のビデオテープをそろそろ子どもたちと観る時が
来たのかもしれない。


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