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「おとうさん、明日お兄ちゃんと早朝野球に行くから5時に起こして」と
言って寝た孝太。長男の友人が参加している早朝野球に孝太も参加する。

「役に立つのか？」
「メンバーが足らないから！！」
「5時に起きる？」
朝から少年野球に行って、一度帰ってから夕方に再び参加。疲れて夕食の途中で
寝てしまった孝太（笑）。
「参加しないとメンバーが足らないから！！」と長男は言う。

目覚ましが鳴り5時に起床。なんと孝太も「おはよう！！」と起床。
「昨日て夕食を食べた？」と聴く。
「途中で寝たよ」
「まじか・・・」
長男と一緒にグラウンドに向かった。

8:30に帰宅した。長男が
「孝太、ヒットは撃つし、リリーフに行っても打者6人に4つの三振を奪うし」と
報告する。いつも通り
「オレ、凄くない！！」と言う孝太。

孝太よりも長男が嬉しくて仕方がない。9歳年下の弟が自分と一緒にプレーをして
活躍する姿が頼もしく映るのだろう。ベンチからも褒めてもらっていたようだ。

最近つくづく思う。いや自分に言いきかす。
「一緒のことを望んではいけない。三兄弟それぞれだから」と。ついつい兄二人と
比較してしまう。それが孝太にとってはストレスになっていると感じた。
「オレはオレだし！！」と言う孝太。

高校でも野球を続けると決めた孝太。長男は高校ではレギューラーになれなかった。
ひょっとしたら孝太はレギュラーになる可能性があるかも。



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