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昨夜、珍しく勉強をしていた孝太。遅くまで電気がついていた。
勉強するのはいいのだが起きない・・・。

いつもより早く仕事に行くので
「孝太、起きておとうさん仕事に行くから起こせないよ」
「起きてるから」と言う。
「わかってる。遅刻せずに学校へ行ってよ」と家を出た。

バスの中からLINEをするが既読にならない。
「まずい」
バスの中から孝太の携帯に電話をするが出ない。
「完全に寝ている」
固定電話に電話するも出ない。

小学校の時もあった。固定電話の留守番電に「孝太！！」と大きい声で
叫ぶと折り返し電話があった。
「私の声なら起きるんだ」と思った。

バスの中から何度も携帯に電話をするが起きない。
バスを降りて固定電話の留守電に「孝太！」と大きない声で叫んだ。
一度電話を切りかけ直すと
「もしもし」
「学校？」
「あ？行くよ」
やっぱり私の声で起きるようだ（笑）。小さい時から
私がいつも起こすので私の声で起きるのが孝太の習慣になっている。
2校時から登校したようだ。


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