今日は友人の10回目の命日。毎年3月10日に友人が集う。
コロナ禍で集まれなかった。今日は久々に9名が集う。
偲ぶ会とは言わない。集まった誰もが最後のお礼を言わずに
天国に逝ってしまった友人。流石に悔いが残る。遺された
者は何も出来ない。出来るのは命日に集い、想い出を語る
ことだけ。想い出を語り共有することで魂は蘇った気がする。
形あるものと別れ、形のないものとの付き合いが始まっている。

雄祐がバイトをしているお店での開催。小さい頃の雄祐を
知っている友人は「大きくなったね」と感激深げ。
ペコリと頭を下げる雄祐。「大学何回?」「2回です」。

雄祐のお店を訪れる前に孝太からLINEが。
「おとうさん、友人の家に泊まるからご飯はいらないから」
「ご飯は食べたの?」
「食べたよ。今から行くからね」



「お疲れ様でした。また来年」とみんなと別れ自宅に帰ったのが
10:20だった。帰るとひとりぼっちだった。
「一人の夜か・・・」


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