「お弁当箱?」
「食洗器に入れておくから」と言って寝た孝太。
朝起きるとお弁当箱が見当たらない。
今日はおにぎりだけ。

2月3日節分の日が母親の誕生日。
小学校の時は「2月3日は誰の誕生日でしょうか?」と尋ねると
「おとうさんかな?おばあちゃんかな?」と言っていた。
「お母さんだよ」。

先日、長男から連絡があり
「またみんなで食事に行きたいのでスケジュールを調整して」と。
雄祐に伝えると
「2月3日にすれば、お母さんの誕生日だから」
「え?覚えてるんだ」と思った。

長男は勿論覚えているし、雄祐も覚えている。自分のことのように嬉しく思う。
孝太は・・・。
「お父さんの誕生日は12月5日?」
「それはお兄ちゃんだよ」
「お母さんの誕生日は・・・おばあちゃんの誕生日は覚えている2月22日」

雄祐は母親の記憶は薄れていると言う。それを聴いた時は寂しく感じたのだが
同じ当事者から話を聴くと「そんなもんですよ、でも大事なことは覚えてますから」。




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