「子育て大変」と言われるママさん。
「我が家は後1年2か月で子育て一区切りです」
「羨ましい」と言われるが「今までがとんでもなかったですよ」
「失礼しました、ワンオペで男の子3人の子育てでしたよねそれは私は無理(笑)」
と言われる。子育ては親育てでした!「早くそんなことを言いたいです」。

部下を育てる若手社員。言葉を選びながら接していく。一つ間違えればハラスメント、
理不尽になり気持ちは離れてしまう。特に私のように昭和世代の人間にとっては難しい
世の中になっている。ただ子育てをしているので息子たちから学ぶことが多い。

「おとうさん、褒めて育ててよ!」と孝太に言われる。
確かに「褒めて育てる。長所を伸ばす」と言われる。ミスをしたことに気付かない社員。
褒めてばかりいると、ミスを遠回しにしか伝えれない。ミスをしてもミスをポジティブに
変換する上司の下で育った私。ミスの原因を突き止めない、対峙しないのでまた同じよう
なことが起こる。
そんなポジティブな上司の下で育つたけれどおかしいと思ってきた。やはりミスはミスで
何が問題だったか原因を突き止めないと学習出来ない。

子育ても同じ、孝太のテストで要注意の教科はUPしたが今まで出来ていた科目が悪い。
「頑張ったやん!やれば出来るやん、でも今まで出来た教科が下がるのはあかんな。でも
出来なかった教科がUPしたから勉強出来るんと違う?」
「そうかも」と笑顔になる。本人は怒られると思っていたが、私が想定外の対応をしたので
びっくりしていた。

子煩悩で子どもとコミュニケーションがとれても、社員と上手くコミュニケーションが取れな
い社員。私にすれば「何故?」と思ってしまう。育て育てられることは同じだと思うのだが
上手くいかない。


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