子育ても終盤戦の私。
「まだまだ続きますよ子育ては」と言われたこともあった。
長男、雄祐を見ていると何時までも気になる。しかし息子二人は
親離れをしていく。親離れをするのだが私は子離れ出来ていないことに気づく。
「何時までも気になりますよ」とママ友に言われほっとするのだが(笑)。

「今振り返ると子育てはどうでしたか?一言で語ってください?」
「・・・一言で言うと子育ては親育てだったと私は思っています」

子育て家事は妻の役割で、私の役割は仕事。そんな役割分担の夫婦だった。
妻が亡くなり妻の役割を担う。なんの準備もないままその日は突然やってきた。
子どもが好きだから子育ては出来るものだと思っていたが、子どもが好きだけでは
子育ては出来ないとわかった。

毎日想定外が起こる。タイムスケジュール通りに進む仕事。タイムスケジュール
通りに進まない子育て。いやタイムスケジュールなんてあってないようなものだった(笑)。
ここでストレスを感じた(笑)。

日々の子育てが辛いとか、しんどいとかは思わなかった。「逃げたいと思ったことはなかった?」
と聴かれたこともあった。「ないとは言えないかな?逃げたら子どもたちはどうなるの?」と思った。

何処かで子育てと仕事を結び付けていた。やったことがない子育て家事にアタフタするのだが
、慣れると時短になっていることに気づく。「1か月前は1:00に就寝していたのが00:30に就寝できて
いる。30分も早く寝れるやん!」。また想定外が起こるのだが対応することで経験が経験値になる。
同じようなことが起こると「対応出来るようになっている!」と感じる。

子どもたちも三者三様。それぞれに対応を変えないとダメですよとママ友から教わる。
子育てをして3年後に気づいたのが子育てをしながら、親育てをしてもらっている。育てている
けれど育ててもらっている。この経験は大きいと思った。いつか仕事に生かせると感じる。

他人それぞれに考え方は違うし、子育てに答えはないと思う。子育てを一言で語ってください
と言われると私の子育ては親育てでした。

あるお母さんに「子育てを一言で語ったください?」と尋ねると「・・・しんどかった」と
返ってきた。驚きはしなかったけれど他人それぞれだと改めて感じた。


にほんブログ村


育児・高校生ランキング