遅ればせながら父の日

夏の大会まで1週間を切ったAチームは大会前の最後の練習試合に。
ベンチ外の1年生はオフになった。

京都大会も始まり、初戦の相手が決まった。
「おとうさん、勝つかもしれないね！！」
「13日の連絡がないけれど1年生も応援に行かないと」
「まだ案内はないよ」
13日はかなり早い集合時間。覚悟しとかないと。


長男から
「遅ればせながらの父の日。外食しよう！！」と言うことで
久々に家族全員集合で食事に。

社会人2年目になり、担当する仕事も8月末に一区切りになる。
しっかりしたのかは親からはわからない。ただ小さい時から大人とコミュニケーションを
取っていたことが仕事に生かされている言う。それとく高野球で鍛え上げられたメンタルと
理不尽な練習が今となっては生かされているとも言う。

「おとうさん、今日は俺がご馳走するから！！」。
ただ、雄祐、孝太は「飲み物は？」とオーダーを聞かれるが「水をお願いします」と言う。
長男は
「今日は俺がご馳走するから何か飲めよ！カルピスでもお茶でも」に
「カルピスはグラス一杯で350円て高くない。それなら何か料理を頼むから」
「だから、俺のご馳走だから頼んでくれよ！！」と言う長男。

結局ドリンクは頼まず料理を頼んだ孝太。
「孝太、こんな時は何か頼まないと。お兄ちゃんがご馳走するって言ってるから。
お兄ちゃんに恥をかかすことになるよ」
「わかったけど、いつもの習慣だから」。

ありがたい、遅ればせながらの父の日。あと何年家族みんなで祝ってくれるのだろうか？


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