お母さんのペンダント

高校生活で一番面白い高校2年生。

長男は高校野球に明け暮れていた。雄祐は友達といつも
遊びまくっていた（笑）。

孝太もそれなりに楽しんでいる感じ。兄二人よりお洒落。
兄二人の影響もあり、服にはこだわりがある。特に長男とは
話しがある。
「いいな・・・」といつも話をしている。

先日孝太から
「おとうさん、友達はクロムハーツのペンダント買ったて。
〇〇万円だって。おれも欲しいよ」
「大学生になって、バイトして買いなさい」
「え？」

母親の使っていたペンダントがある。
「孝太、お母さんのペンダントを付ける？シルバーチェーンは
買い替えるから」

嫌だと言うと思っていた。
「オレ、つける。学校にはつけていけないし休みの日だけつける」

孝太にだけ母親の形見がなかった。これで3人に母親の形見を渡せた。
「お守りだから。絶対に失くさないよ！！わかった」
「了解」


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流石末っ子

流石に昭島市は遠かった。9:30にのぞみで新横浜に。
そこから乗り継いで到着したのは13:00。講演が終わり
京都に帰宅したの21:00だった。

本日は勤務先のアワード＆懇親会パーティが11:00から。
社員の家族も参加し、約80名の方が参加。

孝太と一緒に参加した。小さい頃に会社に連れて行ったこともあり
「孝太くんを観たいです」とリクエスト。

孝太を誘うと「いいよ、行くよ」と参加してくれた。
参加した子どもの中で孝太が一番年上。

「高校生が参加してくれることが嬉しいです。普通は参加しないですよ」
普通の高校生ではない。2歳から育てているので、一緒にいることに抵抗感
がない。それと、大人と接触する機会が多かったので大人慣れをしている孝太。

普通に大人とコミュニケーションが取れる。少しは気恥ずかしかったようだが
「孝太くん大きくなったね」には照れながら「はい」と答える。

流石末っ子ですよねと言われていた（笑）


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昭島市の講演

6月24日（土）昭島市公民館で14:00から講演会。
テーマは「お父さん子育て奮闘記」～つらくても笑える日が来るために～。

参加者は30名近くの方が参加。東京都の自治体から招聘されるのは2回目。
大変申し訳なかったのですが、京都弁の早口で90分の講演。

リアルの講演は反応が直ぐにわかる。涙あり笑いありの講演に凄い反響だった。
初めての2回シリーズ。昨夜、今朝、新幹線の中でもリハをするのだがしっくり
来ない。緊張でお腹は痛くなるし「まず！！」と思った。

いつもながら登壇すると緊張感はなくなり、上手くお伝えすることが出来た。
話しを盛るわけでもなく、実体験を話す。

次回は、息子たち3人の成長、子育てが終わってからの長男、雄祐の話し。
グリーフケア、現在の仕事、将来の話しなどをする。

次回7月29日（土）は欠席の方も、本日も講演を聴かれて3名の方が出席になった。
京都から結構遠く疲れたが、充実した講演であった。


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明日東京

24日は昭島市で講演。東京で講演するのは2年ぶり。

前編後編の2回シリーズは今回が初めての試み。
話したいことは沢山あるのだが構成が大変。
本日の夜にもう一度練習していざ東京へ。ただ日帰りである。

従業員の方から
「多分ですが、ご近所にシングルファーザーになられた方がおられます。
5姉妹のお子さんが」
「え？5人」
「お声をかけていいものか・・・」

親が伝えなくても、子どもが親と親を繋げる。
子ども遊びに来ると、おとうさんが迎えに来られるパターン。
子どもが友達の親に話すパターン。

おとうさんが黙っていても広まると言われる。

話すタイミングが大事。「お子さんからお伺いしたのですが」
「実は・・・」と言われる方は多いと言われる。

5姉妹のお父さん、シングルファーザーなのだろうか？


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久々にママ友

雨の京都。市バスが遅れる。雨の日あるある。
バス停で久々にママ友とばったり。

「お元気ですか？」
「いつも雄祐がお世話になっております」
「え？高校を卒業しても交流は続いていますか？」
「よく近くの公園で集まってお酒を飲んでますよ」
「息子は一切プライベートを話さないので」

年頃の息子を持つお母さんのあるあるです。
バスが来るまで立ち話。
「何でも話されますか？」と聴かれ、
「私に話さないと進まないので、必要なことは話してくれますね」
「羨ましいです。家に帰って来ない時もあり心配な時もあります」
「我が家も同じですよ」

小学校から高校まで一緒だったので、いまだに仲がいい二人。
ママ友曰く、インスタで確認すると言われる。

お互いの大学生になると、ある程度子どもに任すので仕方ないかなと
思いますね。ただ一言連絡は欲しいですよねと。

子育てのその後はまだ続く二人だった。



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共育？

親離れが加速してきた我家。しかし子離れがなかなか進まないのも我家（笑）。
「息子さん何歳になられました？」
「25歳20歳16歳になりました」
「長男さんは、そろそろ嬉しい話があるんじゃないですか？」
「え？・・・」

最近、「共育」とワードをよく耳にする。共に育てると言われるのだが。
子育てを終わられた方に
「子育てを一言で言うと？」
「子育てを一言で・・・」

答えは無いのだが、どう言う想いで子育てをされているかを聴きたかった。
しかし一言で出なかった。

自分の経験で言うと、想定外ばかり起こっていた子育てに奮闘する。
「子どもがいなければと考えたことはないですか？」
「子どもが一人ならと考えたことは？」
そんなこと一度も考えたことはなかった。ただ想定外ばかり起こることに
「子育てをしてるけど、親育てをしてもらっている」と思った。

仲のいいママ友からは
「その通りですよ。子育ては親育てですよ」と言われ納得。育てるけれど、育てられる。
育児は育自だった。

共育は共に育つと本当理解されて言われているのだろうか？
子育てが終わったお母さんから、子育ては親育てと一言で答えれるのだろうか？

共育とワードばかり先行している気がする。


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三兄弟のアオハル

最近つくづく思う。母親がいればどんな対応をするのか？
母親がいればどんなアドバイスをするのかと。

反抗期の孝太はそれなりに反抗。長男と雄祐は親離れが加速している。
「ダメだって」
「何が？」
「それって常識だよ」
「え？そんなの関係ある」と孝太に言われる。細かいな躾が出来ていないけど
それなりに何とか理解するのだが。「お母さんがいれば怒られるよ」
「お母さんのこと覚えてないって」と言われると何も言えなくなる。
そんな時は雄祐がホローをしてくれるのがありがたい。

三兄弟はアオハル状態。長男、雄祐はアオハルとは言わないと思うが。
日常のことは報告してくれるが、彼女のことは報告しないので
「え？」と思うことが多い。

先日も長男から「え？」と言う報告が。
「ちゃんと言いなさいよ！」
「え・・・」

これ不思議なもので、大学で4年間一人ぐらしをした長男と自宅から通う雄祐は
全く違う。雄祐は大事なことは報告する。一緒に暮らしているから特別ではない。
日常に中で、感じたり何気ない会話から読み取れる。
長男も報告をするのだが大事なことは報告しない（笑）。

「息子さんおとうさんに報告されるんですね」と言われるが「母親がいないので
直に私に報告しないと進まないので小さい頃から習慣ですね」。


しかし、最近は流石にヘルプが欲しいと思うことが多々ある・・・。
反抗期より難しい対応が待ち構えている感じ。


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父の日

昨日は父の日。
他人から見れば「大事な日ですよね～」と言われることが多い。
でも別に特別な日でもないかな？

長男は土曜日に久々に帰省。
「ご飯を食べに行く？」と誘ってくれたが、新入社員の歓迎会のため
日曜日に延期。

しかし弟二人は自分のスケジュールがあるので優先順位は自分。
「おとうさん、帰宅は20:00を回る」に長男はため息。

外食を諦め自宅で食べることに。長男からテイクアウトのお寿司をご馳走になった。
長男ともゆっくり話をすることが出来た。
今年で26歳になる。それなりに楽しんでいるのがよくわかる。

「おとうさん、このお惣菜は買ったの？」
「手作りだよ」
「え？無茶美味いやん」
他愛のない会話は昔から変わらない。

プレゼントもありがたいのだが、3兄弟が元気でいてくれることが最高の
プレゼントだと思っている。

いよいよ週末に昭島市で講演。今週も頑張ります。



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仕事を優先

17日（土）に「おとうさんの子育て」を開催予定だったが、
仕事が忙しく開催出来なく今回は中止となった。

ＮＰＯ法人を設立して9年目を迎える。運営して思うのは
自分の仕事が確立していないのにボランティアは出来ない。

2013年10月に会社を辞め1年間専業主夫をした。仕事を辞めるにあたり
友人や先輩から大反対された。しかし当時自分が置かれている環境は
決して良くなかった。グリーフケアされず毎日子育てと仕事。
心と身体はバラバラだった。誰にも吐露する場所がなかった。そこに
会社オーナーからのグリーフハラスメントで人間関係は崩壊。

「自分の経験を発信したい、必ず世の中のお役に立てる」その信念しかなかった。
ありがたいことに講演する場を沢山いただき、本も出版させていただいた。
2017年から現在の勤務先でお世話になる。コロナ禍で仕事は影響を受けるが、沢山の
繋がりで新しい考えや企画を生む。

NＰＯ法人で開催している「おとうさんの子育て」では、同じ当事者から「道しるべ」に
なると言われる。道しるべになるためにも、仕事を確立しないといけないと改めて思う。
仕事も出来ていないのに、他人の世話は出来ないと思う。

24日の昭島市での講演が迫ったきた・・・・。



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今どきの高校2年生

最近、悩むことが一杯。
反抗期は反抗期でいいのだが、基本的なことが出来ていないことに気付く。
幼少期のころの躾が出来ていない。

「ねぇ、机の上にマスクを置くなって」
「え？」

「学校から帰ってすぐにシャワーを浴びるとか」
「寝る前でいいよね」
「汗臭いでしょ」
「大丈夫」

「おとうさん、細かいって」
「は？当たり前でしょ」

母親がいれば教わることが多い。孝太にはそれが欠けている。
気付けば伝えるのだが・・・。

孝太と話すことは多い。しかし今どきの高校生。
「今どきの？」
孝太はよく口にするのは
「みんなこんな感じだよ」

反抗期の対応は何とかクリア。あと2年頑張れば子育てから解放される。
それまでに伝えるべきことは伝える。

たまに
「おとうさん、高校生でこんなにもいえのことをする人間はいない！」と笑いながら
言う孝太。「おとうさん、オレ凄くない」


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子育てとは？

「起きて！おとうさん早く仕事に行くから」
「・・・」
やばい、起きないぞ。
いつまで経っても小学校の時と変わらない孝太（笑）。

社内のミィーティングに参加する。子育て中のお母さんの座談会。
「共育」とワードが出てきた。

孝太が小学校4年の担任に言われたワードであった。
「おとうさん、学校でも育てますよ。ご自宅と学校で共育します」と。
こんなことを言う先生と初めて出会った。

そろそろ子育てが終わろうとするお母さんに
「子育てを一言でお願いします？」
「・・・・」
「子育ては親育て。育児は育自だと私は思いますよ」

決して答えではない。しかし主夫をして15年の経験。
想定外ばかり起こっていた頃、経験したことがないことが一杯起こる。
子育てをしてるけれど、親育てをしてもらっていると感じた。

子育てをしんどいとか辛いとか思ったことはない。


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スイッチON？

先週の懇談会で指摘を受けた孝太。
「勉強をやっていないだけ。やれば出来るとご本人も思っています。
ただ、継続性が・・・。」
担任から指摘をされた「継続性が・・・」。これが孝太の弱点である。

まずは朝は早起きをすること。そして学校へは早く登校すること。
本人も意識をしているので早起きをする。

「学校で勉強をしているの？」
「してるって」

来月は期末テスト。
「ピークをテストに合わさないと。いつもテスト前にやる気が失せてしまう」。
雄祐が
「一回ぐらい真剣にテストを受けろよ」には
「・・・・まぁ」
スイッチONになってくれ！

夕食時に
「おとうさん、今度の日曜日が父の日だね」
「覚えてる？」
「ちゃんとプレゼントするからね」




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自分のドラマ後編

いつも講演では14年間のことを時系列で話す。
今回の講演の後編は、出版後の話しになる。

勿論子育ての話しもするのだが、仕事や、経験が世の中の
役に立っていることを話す。

どんな90分になるのだろうか？と自分でも思ってしまう。
子育て、いえこのとは大変だった。しかしもっと大変だったのは仕事であった。

妻が亡くなり、ワンオペの子育て。確かに大変だった。
生半可で子育ては出来ないと思った。社長と子育ての両立は無理だった。

葛藤する自分に、会社オーナーからのグリーフハラスメントに人間関係は崩壊する。
そして仕事を辞め1年間専業主夫になる。

この1年間の専業主夫の経験、またオーナーからのグリーフハラスメントの言葉が
後に役に立つことになる。

誰かを誹謗中傷している訳ではない、実体験として話す。「悪気のない言葉」がナイフに
替わること、そして遺族しての想いを話す。前編より後編の方が面白いような気がする。

来週の日曜日が父の日。
「おとうさん、何か欲しいものがある？」
「・・・」
「Capいらない？おとうさんの好きなチームの」
「いいよ」
孝太は良く見ている。私の好き物を。



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自分のドラマ前編

6月24日（土）昭島市での講演。前編後編の2回シリーズになる。
次回で126回目の講演になるのだが、初めての試みになる。

どこまで深く話せばいいのか、どこまで伝わるのか少し不安でもある。
いつもパワーポイントを作成して感じるのは「ドラマやん！それも自分のドラマ。
息子たちはドラマの脇役である。子どもが主役ではない」と感じる。

妻が亡くなり15年目を迎えているので、料理も掃除も裁縫も少し出来るようになった。
今日も女性社員と営業に行く車の中で
「家事は全く出来なかったのですか？」
「全く出来なかった」
「出来なくても出来るようになるのですね」と言われる。

悲しこと辛いことも一杯あったけれど、子ども達の成長が楽しみに変わって行く。
それも3人の男三兄弟を育てる。「大変ですよね」と良く言われた。
確かに大変だったけれど、経験が経験値に変わって行く。

子育をてしてるけれど親育てをしてもらった。
この経験は無茶無茶大きかった。

いつも通りの京都弁で話す（笑）。標準語で話すと作っているかのようになる（笑）。
久々の東京での講演に、準備万端で登壇する。


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休日出勤の日曜日

久々の休日出勤。
息子たちのご飯の準備は中途半端になり雄祐に任す。

天気が悪いので洗濯物は乾かないだろう。
掃除機はかけたけど、アイロンかけは全部出来ていない。
でも仕事に行く。
仕事に行くときは雄祐、孝太はまだ爆睡（笑）。

最近気づいたことがある。洗濯をする時にネットを活用する孝太。
「何を洗濯するの？」
「お兄ちゃんにもらったTシャツ」
気をつけて洗ってねと言う。

服を大事にすることはいいのだが、何でもかんでもいれるなよな。
だんだんお洒落になってきた孝太。
髪の毛や服のことが気になるのはいいのだが、一番大事な勉強を
もう少し頑張って！！


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筋トレ兄弟

「おはよう、バイトに行くから」と雄祐。
筋トレをしているので胸板が厚くなって、両腕も太くなり
「何、その筋肉？」と言ってしまう。

毎晩、筋トレをしている。孝太も1か月は続いている。
部活をしていた頃の6パックでない。筋肉が厚くなっている。

今日も、市営のトレーニングルームでトレーニング行った孝太。
「そんなに身体大きくしなくてもいいんじゃないの？」

二人仲良く筋トレをすることはない。ただプロティンのことは
二人で話をしている。
「何処を目指すの？」と言いたくなる（笑）。


「高校生になればどうなるのですか？」とママ友聴かれた。
「まだ、多少なりとも親の言うことはききますよ。でも大学生に
なると難しいですね。本人に任せてます。報告もしてくれますが
自分のルールで進んでしまうことが多いので大変」。

筋トレも夜中にジムに行く。
「バイトで稼いだお金だから」と。

親としては程ほどでいいのだが、雄祐はストイック。
継続性のない孝太は筋トレは続く（笑）。


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懇談会

本日13:15から孝太の懇談会。
「ねぇ、教室は何処？」
「2階の2年3組」

今年も担任は男の先生。
「いつもお世話になっております。学校ではどうですか？」
「学校の話は自宅で話しますか？」
「夕食の時に少し話しますね」
「教室では、ずっ～と喋ってますよ」
「迷惑はかけてないですか？」
「それは大丈夫です。だた勉強が・・・」
「やっぱり・・・」

4月は通常より30分早く学校に行って勉強をしていたようだ。
小テストも結構いい点数。しかし継続性がない・・・。
成績は急降下（笑）。
「伸びしろは一杯あるのですが、集中力がね・・・」

想定内の懇談会。学校で友達と仲良くやっているのでいいか・・・。




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東京都昭島市で講演

6月24日（土）7月29日（土）の2回シリーズで東京都昭島市で講演します。
6月3日より申込が始まりました。

企業から招聘され東京で講演することはあるが、自治体から招聘されて
講演するのは2回目。それも今回始めての2回シリーズ。

前編は「シングル父さん子育て奮闘記」を出版するまで。後編はその後の
子育て、グリーフ、仕事のことを話します。

定員50名を募集。「20名から25名の間かな」と思っていた。本日担当者から
メールがあり6月8日現在20名のご参加です。「え・・・まじですか」。

次回で126回目の講演になるのだが、初めての試みに構成を考えないといけない。
いつもと違う内容に、今から緊張しております。
担当者から連絡で「昭島市在住以外のかたもOKですよ」と。

何処まで伝えることが出来るのだろうか・・・。





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兄から説教

昨夜のこと。学校から帰りゆっくりしている孝太。
食事もお風呂もゆっくり。

「時間がもったいないよ」と言ってすぐに行動しない。
ダラダラする・・・。

お風呂から上がり、またゆっくりしている。
そこに「ただいま」と雄祐が帰宅。あまりにもダラダラしてる孝太に
「オマエさ、時間を無駄に使ってない」から始まった。
孝太の顔は「また始まった」て感じ。

雄祐は結構、細かいことを突っ込む。
「大学行くのか？行くのならちゃんと勉強しないと」
孝太は小声で答える。

全ての行動が遅い孝太に突っ込む雄祐。
孝太はたじたじ。説教は30分続いた。

雄祐は正論を言うのだが、高校2年生の時は孝太より酷かった。
「それでも孝太に説教をするの？」

偶に雄祐に説教される方が気合が入るようだ。


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グリーフハラスメントⅡ

博多での講演の疲れがまだあるのか身体がだるく感じる。

最近講演でグリーフケアの話をすることが多くなってきた。
悲嘆のケアの話である。自分は遺族として経験したことを伝える。

悲しみは人それぞれに形が違う。最初のお断りをする。
「自分の経験しかお伝え出来ないので。決して答えではありません、
しかしヒントにはなると思います」と。

大学の先生が机上で伝えるのとは違う、経験したことをリアリティに伝える。
そんな話が一番印象に残るとも言われる。
以前取材を受けた時に
「今現在どのような心境でおられますか？」には
「何時か誰もが通る道をお先にいってます」と答えたことがあった。

「何時まで引きずっている」の一言で人間関係は崩壊した私。今なら完全にグリー
フハラスメントになる。SNSで繫がった友人からは
「全然前に進んでないですね。未だに奥さんを追っかけてますよ」と批判めいた文面が来る。

はぁ～とため息しか出ない。「理解してから友人になってよ」と思う。
最近悪気のない言葉がナイフに変わる。悪気のない言葉が一番厄介。

私の周りもパートナーを亡くされる方が増えてきた。私と同じ遺族になられる。
かける言葉、態度、その方との距離感。色んなことを感じながら悲しみと共に生きる。
私のようにグリーフハラスメントで人間関係が壊れないことだけは望む。


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懇談会

「おとうさん懇談会の時間が変更になった」とLINE。
あまり行きたくないのだが・・・。

中学の時はまだ学校の状況がわかった。PTAもしていたし。
しかし高校は全くわからない。学校でどんなことをしているか不明。

それより進路はどうするのだろうか？
大学に行くと言ってはいるのだが、成績が成績なので「行ける？」て感じ。
懇談会で担任から何を言われるのだろうか？

だんだんませてきた。色気づいてきたぞ。
兄二人の影響は大である。学校の様子を聴いて笑うのだろうか？それとも
呆れるのだろうか？
楽しいのはいいのだが、何かあるように思う。

本日も球技大会で活躍したのか疲れた顔。
女子に褒められニヤニヤ。
「ほんまに大丈夫？」


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父子家庭支援は難しい

先日の博多で再会した方は、父子家庭で子育てを終わられた方。
3月に京都お逢いをした。それもfacebook繋がりである。

ご自身の経験を生かして父子家庭を支援したいと言われる。
しかし福岡に父子家庭支援の団体がない。ある団体に所属
されているようだが、母子家庭をメインとする団体。活動
すると言うより問題提言をされる団体と言われる。

「土曜日、日曜日なら活動が出来るのですが平日に開催と
なると仕事があるので無理ですね」。
しかしＮＰＯ法人の活動も仕事がないと出来ないし、仕事が
あると平日は活動出来ないし。父子家庭のおとうさんは週末は
家事のゴールデンタイムだしと諸々問題点が出てくる。

最近繫がったシングルファーザーの方からは「道標です」と言われる。
自分がどうなるのか？子どもの成長と、反抗期、学校、料理、掃除は？
そして仕事はどうなるの？と悩みは多いと言われる。

福岡の方とは
「やっぱり仕事が出来て初めてボランティが出来ると思います。仕事を
してないと信憑性がないと思いますね。子育て当事者が活動される
方が少ないように思います。子育てが終わってから支援したいと思う方が
多いと思いすね」。

行政や社会福祉協議会、母子寡婦連合会も母子家庭だけではなく父子家庭の
連携が欲しいと思いますね。もっと父子家庭の現状を掘り起こさなといけない。
福岡でも父子家庭支援の団体が出来れば、福岡から発信出来ると思いますね。




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いえのこと（家事）は出来る

久々に1泊2日での仕事。昨日もUPしたが
5年前なら無理だった。
「おとうさん、出張はOKだよ」と言ってくれていたが
「無理でしょ。誰がご飯とお弁当を作るの？」

しかし5年経過して
「1泊2日で博多に行くね」
「行って、大丈夫だよ。雄ちゃんが夕食を作ってくれるから。
オレは洗濯が出来るし、その日は個人懇談が始まるので
授業は午前中だから」

夕食は雄祐が作ってくれた。孝太からLINEで写真が送られる.
「サイコロステーキ？」

上手に作っている。料理が好きなこともあるのだが見様見真似で
出来るところが凄いと思う。

ご飯の炊き方とみそ汁、小松菜のお浸しは教えた。あとはスマホを
見て作っているのかな？

雄ちゃんとオレは、いえのことが出来るイケメンと言う。





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博多遠征

仕事で1日から博多に。５年前なら出来なかった1泊2日の仕事。
雄祐は料理を作り、孝太が洗濯をしてくれる。LINEをすると
「大丈夫だって！こどもじゃないから！」と返信。

福岡の父子家庭の方と再会しランチ。コスパ良すぎる金額にビックリ。
（刺身、天ぷら、茶碗蒸し、味噌汁、ご飯で1,200円）






125回目の講演で宿泊をしたのは3回目。昨日も「全国で講演されるんですか？」
「日帰り出来るところなら」
「え？」
「言ってることと、やっていることの整合性をとらないと信憑性がないですから」
5年前なら出来なっかったことも、子どもの成長とともに変化する。

予定していた講演会とパネルディスカッションも無事終了。その後居酒屋で
懇親会まで参加。少しはお役に立った感じ。

20:02ののぞみで京都に帰る予定が、大雨で運休した。
「次発の指定席は一杯なので自由席か20:56のひかりなら指定席はあります」

20:56のひかりに乗車するも新大阪止まりで京都までは最終の新快速になる。
バスも電車もない、おまけに大雨の影響で岡山以降の到着時間は追ってお知らせ
しますに「車中泊になるの？」

なんとか新大阪から終電で京都に。帰宅時間は1:00だった。
「お帰りおとうさん」と迎えたくれた孝太の笑顔に疲れは吹っ飛んだ（笑）。


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起きてよ

いつもより1時間早く家を出る。
前夜に「明日は6時半に起きてくれないと起こせないよ」
「大丈夫だって」

7:00のバスに乗って仕事に。
7:40に孝太に連絡するも起きない。
「まずい」

LINEに電話するも出ない。次に携帯電話に。これも出ない。
最後の手段、固定電話にするも出ないので留守番電話に切り替わった
時に「孝太！孝太！起きなさい！」と叫んで直ぐに携帯に電話するが
出ない。いつもなら「もしもし」と出るのだが・・・。


5分後固定電話の留守番電話にさっきより大きない声で
「孝太！！起きなさい！！」と言って携帯に電話すると
「もしもし」とようやく起きてきた。

スマホのアラーム、LINE電話、携帯電話も出ない。
私の声だけに反応するの？て感じ。

2歳から私の声が完全にインプットされている孝太。
起きてくれないと、遠方に行けないよ！！



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