父子家庭が減少？

祇園祭の宵々山で賑わう京都。3年ぶりの開催で凄いことになりそう。

先日、某大学院生からの修士論文のお手伝いの依頼が。
今週初めにZOOMで顔合わせだった。大学院生は父子家庭の方ではなく
父子家庭に興味がある学生さん。

色々話をしていると、「統計では母子家庭が増えて父子家庭が減少しているんです」。
「何故ですか？」と聴かれた。
「父子家庭はステップファミリーになられる方が多いんじゃないですか？」
「そうかもしれないですね。それだけなのでしょうか？」と言われた。

私と同じ死別の方は子どもが小さいと再婚される方が多いと言われた。
再婚だけで数値が下がるわけでもないと思っていた。

たまたま京都府家庭支援課の方と違う件で電話をしている時に聴いてみた。
「統計で母子家庭は増加して父子家庭は減少してますよね」
「そうなんです、その通りですね」
「ステップファミリーになられる方が多いからですか？」
「私が思うに、離別の方はお母さんが養育されている方が増えているのではないですか？
なので母子家庭が増え、父子家庭が減少してるように思うのですが」

なるほど。そうとも考えられる。
「父子家庭は仕事が出来るから大変じゃない」とか「仕事をしているからお金には苦労しない」とか
色んなことを言われてきた。当事者から言うと
「お金があっても子育ては出来ないし」「仕事があっても子育ては出来ない」と思う。
誰かのサポートが必ず必要になる。親族なのか、友人なのか、ママ友なのか？


大学院生から「どんな支援があれば嬉しかったですか？」の質問には、
「妻が亡くなった時は11歳6歳2歳でしょ、毎日部屋が散らかってました。散らかっていることに
凄くストレスを感じました。家事代行業者を利用するなら、行政から５０％援助があるとか
本当に困っていることのサポートがあれば楽だったと思いますよ」と伝えた。


父子家庭の現状がなかなか見えてこない。当事者が発信しないと理解してもらえない！！


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